映画館って、座席移動したらいけないの?観やすい座席ってどこ?

映画館で映画を観ている時、ふと思うことがあります。「あれ、この席意外と観にくいぞ…二列先に移動してもいいかな…?」

または、「隣のカップルがいちゃつきはじめた…ああ…顔まで触り合ってる…座席移動したい…」

こんなことを思ったのは、誰しもあるでしょう。僕も、何度も映画館に行ったりそこで働いたりしているので、”いい座席の取り方”は理解していて、他の観やすい座席に移動することはなくなりましたが、”周りの環境”が原因で座席を移動したいと思うことはたまにあります。

さらに観やすい座席というものは存在します。つまり、賢く他の人よりもいい座席を選択することができるのであれば、お得に映画が観れます。

この記事では、そんな映画館の座席に関する裏話や観やすい座席の話などをしていきます。記事を読めば、もう映画館の座席に迷うことはなく、いい座席を確保することができます。

映画館の座席について

まずは映画館の座席についてです。映画館や、ディズニーのパレード、商業施設では場所取りが命ですね。結局何も観えず時間とお金だけが無駄になってしまうと最悪です。

映画館の座席システム

ではそもそも映画館の座席システムはどういったものがあるのか。大手のシネコン系列ですと、ほとんどが完全座席指定となっています。つまり、チケットごとに座席が割り振られているので、予約もできる代わりにそこから動くことは基本的にできません。

ミニシアターなどの単館系の映画館となると、自由席のところもまだあります。自由席ですから、入場後に自由に席を選べます。ただ、平等性を保つために、チケット購入時に番号札をもらい、その番号札順に入場できる、というミニシアターも存在します。

基本的には早い者勝ち

ミニシアターとシネコン、どちらにせよ言えることは「早い者勝ち」と言う点です。いい席で映画を観たければ、早めにネット予約をしたり、劇場に行ったりしないといけません。

シネコンですと、上映回数が多かったりすれば振替がきくのですが、やっぱり都合のいい上映回でいい席を取りたいですよね。

人気の映画だと、上映前に混み合ったチケット売り場で、座席を選んでいる間にどんどん埋まっていってしまう、と言うこともあります。

映画が観やすい座席は一発でわかる

では、映画館の観やすい座席についてなのですが、これには個人のこだわりなどがあるため一概には言えませんが、一番観やすい座席というのが存在します。

観やすい座席って?

映画館でスクリーンが見えやすい席、つまり映画が観やすい席というのは、どういう席なのでしょうか?

個人的なこだわり、例えば通路側がいい、や、隅っこの人がいないところがいい、などは映画の観やすさとは直接関係していません。その人が、映画館のシアター内でどうやって過ごしたいかで座席を決めているからです。

座席を選ぶに当たって十分な理由なのですが、今回は観やすい席について、なのでちょっと絞り込んでみます。

観やすい=姿勢が楽

映画を観やすい座席とは、ズバリ楽な姿勢でずっと観れる座席のことです。姿勢と行っても、座り方ではありません。

例えば、最前列の席。大迫力のスクリーンを観ることができるにはできるのですが、常に首が上を向いている状態になります。

これはしんどいですよね。長距離移動用の簡易枕などがあれば少し楽なのですが、通常上を向きっぱなしというのは、首に負担がかかります。

逆に見下ろすパターン、最後列とかですと、最前列に比べて幾分かはましになります。首も無理な方向を向かないですし、電車でスマフォを触っているのと似ている姿勢ですね。むしろこっちの方が楽かもしれません。

では次に隅の方。首は常にスクリーンに向かって横向きになります。これもしんどい。普段向かない方向に首を曲げ続けるのは大変です。

では一番楽な姿勢、それは自然に座ってまず目線がいく姿勢です。つまり、真正面。スクリーンの中心から、真正面に座れば、かなり楽な姿勢で映画が鑑賞できます。つまり観やすい座席ですね。

視野角が計算されている

映画館の座席というのは、体育館に椅子を並べている状態とは少し違います。いや、大いに違います。

視野角というの言葉があります。これが大いに関わっているのが、映画館の座席の配置です。

視野角

読み方しやかく
【英】viewing angle視野角とは、ディスプレイなどを斜めから見た場合に、どの位の角度まで画面を正常に見ることが可能かを示す指標のことである。

引用:weblio辞書

 

つまり、この指標である視野角をきちんと計算して、どの座席でも正常にスクリーンが見れるように段差を作ったり、シアター内の座席の配置を円弧状にしたりして調節しているのですね。

これは各メーカーが厳正に定めている角度があるので、通常はどの座席も観やすくはなっているのですが、やはり角度の違いは座席ごとに出てきます。

では一番観やすい座席はどこなのか。さらに座って見て観づらかったらどうすればいいのかを説明していきます。

確保すべき観やすい座席

観やすい座席=姿勢が楽な座席と前項で述べました。では、チケット売り場やネット予約で、それをどういった風に判断すればいいでしょう?スクリーンごと、劇場ごとに座席の番号も違えば、シアターの大きさも違いますよね。

座席表で一目でわかる

観やすい座席を判断する方法はとってもシンプルです。有人のチケット売り場ですと、ほとんどのスタッフが座席の真ん中について説明してくれます。僕も説明していました。しかし、無人券売機やネット予約の場合はどうすればいいのか。

まずは座席表を観てください。おそらく、こんな感じになっていると思います。

座席表の真ん中だと思われるところに線が引いてあります。これは劇場ごとに異なるのですが、座席の色が違ったりもします。

これの読み方なのですが、横向きの線はスクリーン中心が目線の高さになる席、縦向きの線は座席列の中心の席となります。

一目でわかりますね。つまり横線より下にいけばいくほど首の角度は上がります。縦線から横に行けばいくほど、首は横を向きます。もちろん極端に言っているだけで、全ての座席が観やすくは設計されているのですが、違いは少なくともあるのです。

この少ない違いを感じ方は勿論個人個人によって違いますが。

簡単な話、線の近くを選ぶ

では観やすい座席、というのはどうやって選べばいいのでしょうか。前述の通りです。簡単です。線や色の変わっている座席の近くを選べばいいのですね。

そうすれば、あまりにも極端に観づらい席にいくことはありません。多くの映画が中心から埋まっていく理由でもあります。

映画館の座席移動はありなのか?

続いて、いい座席を選べなかった場合ややんごとなき理由で座席を変えてしまいたい場合です。映画館的にオッケーなの?と言うところを、元映画館スタッフがお答えします。

映画館側の座席システムの話

映画館の座席システムは、全ての従業員用パソコンとレジ、さらにはオンラン予約用にに予約システムがインストールされているので、映画館内全てスタッフが同じ座席表をリアルタイムで見ています。

つまり、チケット売り場で予約が入れば、社員のパソコン上の座席も埋まり、オンライン予約のページでも選択できなくなります。

ただしこれ、どこの座席が埋まっていて何人お客さんが入っているかという情報はわかるのですが、実際に座っている席は確認できません。なぜならば、映画館のシアターに入ってスクリーンのチェックなどを行うスタッフは、リアルタイムな座席表を見ることがないからです。

ここが新幹線や特急電車の指定席と違うところです。新幹線は添乗員がチケットのチェックと座席の照らし合わせをしに来ますよね?映画館はあれがないイメージです。

だからと言って、自由に座ってはいけない

映画館側は、あなたが買ったチケットに書いてある座席番号に、あなたがきちんと座っているか確認する手立てはありません。

ただし、指定席の中で違う席に座ると、当たり前の話他のお客さんと鉢合わせます。これが客同士のトラブルになることもあります。

映画館側からすれば、いい迷惑ですよね。指定席なのに、違う席に座られて勝手にトラブルを引き起こす。良心的な日本人に、指定席という制度を任せているので、暗にある信頼関係を崩さないようにしましょう。

座席の移動は多少はあり

もしあなたが映画を観ている時、横の座席の人が気になったり、前の人が思ったより座高が高くて字幕が観えなかったりした場合、座席の移動はありなのでしょうか?

映画館側は、もし上映が始まっても空いている席であれば、移動は黙認しています。律儀なお客さんは、座席変更の手続きをチケット売り場までしに来てくれます。その方が確実ですしね。

ただし、世の中には映画が始まっていても、後から入ってくるお客さんもいます。

もしかすると、上映開始前に席を移動して、上映開始後に他のお客さんとバッティング…なんてこともあり得ます。

さらに、空いていると思って他のお客さんが座席変更をしたら、実際はあなたが許可を得ずに座席移動して座っていました、なんてこともあります。

仮に、もしあなたが上映開始後に勝手に座席を移動したとしても、映画館側がそれが迷惑に当たらないのであれば、全然構わないと云うスタンスです。上映終了後にスタッフから注意されるなんてことはまあありません。

つまり映画館の座席指定は、座席の移動ができる場合とできない場合があります。満席状態では勿論難しく、逆に空席が多いと移動は問題になりません。好きにしてください。

まとめ

映画館の座席についていろいろとお話ししました。観やすい座席と、座席の移動について。座席の移動に関しては、あなたの良心的な判断にかかていますね。満席状態やそれに近い状態で勝手に移動してしまうと、他のお客さんに迷惑がかかります。映画館の座席をとる時は、慎重に、自分の観やすい座席を覚えておくといいでしょう。

 






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PROFILEわたしが書きました。

いとうMgr.

某大手シネコンにて、アルバイトスタッフとして4年間勤務して、喜びも悲しみも味わった男性。
映写技師からポップコーンの販売まで、4年間勤めてみればアルバイトのほとんどをこなせるようになっていた。好きな映画はエドガー・ライト作品。大手シネコンではエドガー・ライト作品は中々上映されず、当時は憤りを抱いていた。