夏休みといえば、プールにお祭り、そして忘れてはいけないのが映画館での映画鑑賞。毎年夏休みを狙って、映画業界も家族で楽しめる映画を大量に公開します。しかし必然的に毎年映画館は大混雑。チケットが取れないなんてことも…。
この記事では、そんな夏休みの映画鑑賞を、お得に、なるべく楽に鑑賞する方法をお伝えします。
1.チケットはネット予約が楽
まずはチケット購入段階から
チケット売り場に並ばなくて良い
夏休みの映画鑑賞は、お子様と一緒に行くことが多いはずです。しかし、劇場ロビーは子供の群れ。阿鼻叫喚の映画館。入場前となると、その様はますます悪化の一途を辿ります。
僕も映画館のアルバイトで夏休みシフトに入っていたことがあるのですが、チケット売り場には長蛇の列ができ、ポップコーンを求める子供とこぼす子供。まさに地獄絵図でした。
特にお子様連れだと、予定通り動けないことが多いかと思います。余裕を持って家を出たのに、映画館に着くのはギリギリ…。チケットを買おうとしても売り切れ寸前でチケット売り場の列に並ぶなんてことも。
しかし、各映画館は現在インターネットでチケットを購入できるようになっています。必要なのは、クレジットカードとメールアドレスだけ。これで事前にチケットを買っておくと、列に並ばずに済みます。
予約方法は簡単
ネット予約の特徴として、上映会はもちろんのこと、座席も当然指定できますので、自宅でゆっくり席を選ぶことができます。予約方法も簡単で、鑑賞予定の映画館の公式HPに行って、上映回を選ぶだけ。
会員登録不要のところがほとんどなので、簡単に予約できちゃいます。
ちなみに、チケットの購入自体が久しぶりという方は下記の記事をご参考に。
2.少しでもチケット代を安くする
チケット代って、意外と高いです。劇場でポップコーンを買ったりするので、なるべくお得に観れる方法を紹介します。
チケット代を安くする方法
映画鑑賞代は意外とお金がかかります。上映形態にもよりますが、大人2人と子供2人の場合、約5,000円。そこに売店での買い物を入れると一回で1万円以上はかかってしまいます。
夏休みは他にも行きたい場所があるはず…そんなわけでなるべく夏休みの映画鑑賞を安くする方法として、下記をおすすめします。
- 上映開始前に金券ショップに寄ってみる
大体の映画館の近くには金券ショップがあります。ショッピングモールとかだと、同じ施設内にあることも。金券ショップに行けば、観たい映画の前売り券や、福利厚生券と呼ばれる映画鑑賞割引券が売られています。 - サービスデイを狙う
各劇場はサービスデイを設けています。女性が安くなったり、カップルが安くなったり。平日の朝一の回は安かったりと、劇場によってサービスデイの設定は違うのですが、圧倒的に安く鑑賞することができます。 - 他社とのキャンペーン
映画館もあの手この手でお客さんを呼びたいため、他社とのコラボキャンペーンを開催しています。代表的なのに、TOHOシネマズの場合、auスマートパスに登録していればチケット代が割り引かれます。こんな感じで携帯キャリア会社などとタイアップしていますので、是非チェックしてみてください。
もっと詳しく夏休みにお得に映画鑑賞する方法は、下記の記事をご参考に。
オンラインで完結する方法
金券ショップに寄ったり、タイアップキャンペーンに登録するのが面倒という方に向けて、オンラインで完結するお得な方法を紹介します。
鑑賞する映画が決まっているのと、夏休み前に購入が必要になりますが、映画館の公式前売り券を販売しているムビチケ公式サイトにて公開前の映画の前売り券を購入できます。このチケット自体、普通に窓口でチケットを購入するより安いうえに、オンラインでムビチケを買う→オンラインで映画館の予約までできてしまうのでとても便利です。
夏休み商戦の映画と言っても公開される作品はあらかじめわかっているので事前購入&予約でお得に楽に映画が鑑賞できます。
3.小さなお子様と鑑賞する方法
兄弟姉妹がいて、中々夏休み映画館に行けないママ様。実は家族全員が楽しめる映画鑑賞方法があります。
2歳未満のお子様は”膝の上”
まず通常上映で未就学の小さなお子様と映画を鑑賞する場合、チケット料金は取られませんが、お子様は膝の上に座ってもらっての鑑賞となります。夏休みなので、お母さんが2人の子供を連れて…という風景をよく見ますが、流石に2時間膝の上にお子様は辛いです。
ただ、2歳未満のお子様でも、子供料金を支払えば座席の確保ができるという劇場が多いので、実際に窓口で聞いてみるのが良いかと思います。
「ママシネマ」を活用する
各劇場によって呼び名が違うのですが、例えばMOVIXですと「ほっとママシネマ」という特別上映が存在します。通常上映との違いをまとめると
- 小さなお子様も一緒に鑑賞できる
- 授乳室や子供の遊び場がある
- 館内照明が明るめ
- 映画の音が小さめ
- 上映日、作品が決まっている
という感じで、未就学児のお子様も一緒に楽しめる映画鑑賞会となっています。最後の一点だけ要注意で、上映日と作品が決まってしまっているため、いつでも参加できるわけではありません。
詳しくは下記の記事をご参考に。
4.混雑の回避方法
夏休みの映画館は超混雑…人気作は連日満席が続くなんてことも。元映画館スタッフの経験則から、比較的空いている時間帯を挙げたいと思います。
お昼の回(11:00~14:00)
朝一に映画を観てお昼ご飯を食べて帰るお客さんや、お昼ご飯を食べてから夕方の回を観るお客さんが多いため、お昼ご飯の時間帯は比較的空いています。ただ、お子様の空腹対策はしなければいけないのですが、売店で持ち込める食事もあるので、空いている時間を優先するのでしたらお昼の時間をお勧めします。
夕方遅めの回(17:00~20:00)
こちらは逆に夕飯時です。気をつけなければいけないのは、レイトショー(20時以降、上映終了が23時を超える作品)はお子様が入場できない可能性があるので、その一個前の回が狙い目です。夕飯を外で食べて帰る場合などは、こちらの回がお勧めです。
5.お子様にお勧めの座席
最後に、お子様にお勧めの座席です。夏休みの映画館はお子様と気が立った親(仕方ない)の方が多いので、座席によるトラブルも頻発していました…。
前が空いている席
以前中川翔子さんがTwitterで、前の席の人から勘違いで「座席を蹴るな」とジュースをかけられたという被害を報告していましたが(もちろん本人は無実)、なるべく座席トラブルは避けたいですよね。
お子様を座らせる場合、前の席がなるべく空いている席を選びましょう。お子様にその意思が無くても、足が前の席に当たってしまったりします。夏休みの映画館はお子様だけではなく、普通のお客さんもいるので、お子様の座席キックでトラブルになる恐れもあります。
なるべく通路寄りの角の席
お子様は夏休みの映画館にウキウキして、もちろんポップコーンにジュースをねだります。ポップコーンを食べるとジュースが飲みたくなるので、ペースがわからずグビグビと。そうなるともう後は尿意に任せてトイレに行くだけ。
映画中にトイレに立つのは何の問題もないのですが、満席の中真ん中寄りの座席に座っていると、他のお客さんの前を通らないといけません。それ自体は何の問題もないのですが、夏休みの映画館内でよくあったトラブルとして、座席に付けていたポップコーンとジュースのトレイを他のお客さんが前を通る時に当たってこぼしてしまうという事態です。
そんなことになってしまうと、両者の親はもう大混乱。なるべくお子様は通路寄りの席に座らせてあげると、お手洗いに出やすくなります。
まとめ
普段映画館に行かないお子様がいる方でも、夏休みは映画館に久々に行く機会が増えますよね。そんな方に向けて、夏休みの映画鑑賞の裏技を書きました。
なんとなーく読んで頂いて、頭の片隅に入れておくだけでも、当日の鑑賞がかなりスムーズになると思います。