『デッドプール2』先行上映後の最速レビュー!今回も抱腹絶倒?※ネタバレ含む

世界を震撼させた映画、『デッドプール』。その続編が本日2018年6月1日より公開!先立って、31日の夜に劇場各所で先行上映が行われました。僕も早速観てきましたので、その感想を。

注意事項

本記事には、ネタバレ要素が含まれます。わざわざストーリーや展開を書き連ねたりはしませんが、『本作を観た後の人と話す』気持ちで読んで頂ければと思います。あまりに露骨なネタバレはデッドプールに殺されるので。

『デッドプール2』について

まずは本作の『デッドプール2』についてです。

ゴア描写!皮肉ギャグ!

2016年に、初の単独主演作品として公開された『デッドプール』。主演はライアン・レイノルズ。悲願叶っての大ヒットとなりました。

原作に忠実なデッドプールとして、不死身の体を持つウェイド・ウィルソンことデッドプールが、敵を千切ったりグチャグチャにしたり。X-MENシリーズ初のR指定となるくらい。そんなゴア描写を備えつつ、他の映画を平気でギャグにしたりしています。

さらに、演劇などで「第四の壁」と言われる、観客と舞台・銀幕との壁を原作同様に平気で越えながらスクリーンの中からデッドプールが観客に向かって普通に話しかけてきます。そのあたりの原作への愛とデッドプールへの愛が評価され、前作は制作費の15倍もの興行収入をあげる大ヒットとなりました。

ストーリー

とあることから自殺願望を抱いたデッドプール。何度も死のうとしますが、不死身の体なので死ねません。見兼ねたX-MENメンバーのコロッサスがデッドプールをX-MEN見習いとしてスーパーヒーローとして更生させようとします。

時代は変わって50年後の未来。家族をあるミュータントに殺された一人の兵士が、時を越えて犯人を暗殺すべく、デッドプールたちのいる時代へとやってきます。その名はケーブル。半身が機械でできており、戦闘のプロです。

デッドプールはX-MENにも加入できず、暴走していた一人の子供のミュータントと共に刑務所に収監されます。そこに現れるケーブル。デッドプールはその子供を守る決意をし、打倒ケーブルのためにドミノらを率いて自分だけのチーム、X-FORCEを結成!

『デッドプール2』感想・レビュー

続きまして、『デッドプール2』の感想・レビューです。ここからネタバレ入ります。

やっぱりギャグと戦闘が秀逸!

『デッドプール』と言えば下ネタギャグとパロディギャグ、さらに不死身の体を活かしたアクションシーンなのですが、今回も尖りまくっていました。登場するキャラクター自体は前作より格段に増えているのですが、全員が必ずギャグに絡んでいたり、自然に登場するのですんなり飲み込めます。

やっぱり一番ワクワクしたのはドミノ!X-FORCEのメンバーでもある彼女の能力は『幸運』。劇中でもデッドプールに「映画的じゃない」とバカにされていましたが、実際に映画になってみるとそのアクションは『ダイ・ハード』のよう。幸運って一番強いじゃん!

ギャグも磨きがかかっています。ちょっと残念だったのが、前作『デッドプール』からの焼き回しギャグも散見されました。ただ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』と同じく、使い回しのギャグでも全然楽しめちゃいます。

ケーブルが格好いい!

さて、ジョシュ・ブローリン演じるケーブルですが、これがまた格好いい!ジョシュ・ブローリンと言えば、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』でサノスを演じていたのですが、もう声がサノスにしか聞こえなかったです。勿論、サノスネタもあります。

原作での彼は、テクノ・ウィルスと呼ばれる体を機械化してしまうウィルスに蝕まれて、半身機械になってしまっているのですが、今作では特に触れませんでしたね。メタルアームから出るシールドやオリジナルのやたら男の子心をくすぐる銃など、燃える設定だらけです。

何より燃えたのはデッドプールとケーブルの共闘シーン!原作では腐れ縁な二人なので、息ぴったりです。ギャグを言うタイプのキャラではないのですが、冷酷無比で真面目なケーブルとおちゃらけたデッドプールの絡みが楽しめます。

大量のパロディネタ

前作にも増してパロディネタが豊富に出てきます。『ウルヴァリン』シリーズ、『X-MEN』シリーズ、『アニー』や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、さらには『アナ雪』。挙げ始めればキリがありません。

ただこういうパロディギャグで心配なのは、他作品や元ネタなどを持ち出すだけで終わってしまうパターン。観客と作り手側が、「あーあれね」と言う、変な閉塞感の中だけで完結されてしまうのが痛々しいと言うか、「わかってる人だけわかるんだよ」的な内容だと白けてしまいますよね。

『デッドプール2』はその辺心配ご無用!誰もが知ってるパロディネタはあっさりと表面的なギャグでしかない反面、『グリーン・ランタン』や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、ジョシュ・ブローリンの身長など、自らの出自や過去を”笑い飛ばして”います。これは元気が出ますよね。

『デッドプール2』を観る前に知っておきたいこと

最後に、『デッドプール2』鑑賞前に是非とも知っておきたいこと、鑑賞後に再確認して、二度目の鑑賞の挑んでほしいことです。

ライアン・レイノルズの経歴

イケメン俳優のライアン・レイノルズ(以下レイノルズ)は、よく顔立ちや名前が似ているので『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと比較されます。レイノルズ自身、今までの出演作がコケまくったり、酷評を浴びたりと、ゴズリングとは陰と陽の関係みたいなものでした。

『デッドプール2』にも関わる彼の経歴をざっとまとめると、アメコミ作品への出演がとても多いですが、少し残念な結果になっています。まず『ブレイド3』でヴァンパイア・ハンター役を演じ、おなじみの『X-MEN』シリーズのスピンオフ、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で念願のデッドプール役として出演。

しかしこのデッドプールが、原作と全然違う上に酷い扱い。色んなミュータントの能力を合わせた人造人間として出てくるのですが、肝心の口が縫われてしまって喋れません。あっさりとウルヴァリンに倒されてしまいます。

極め付けは『グリーン・ランタン』。DCコミックの有名なヒーローを主演で演じることになったのですが、制作費と同じくらいの金額の興行収入しか入らないという大コケ…。さらにアメコミ原作の『ゴースト・エージェント/R.P.I.D.』に主演するも、『グリーン・ランタン』以上の大コケ…。

と言う風に、出る作品全てが残念な結果に終わってしまっているライアン・レイノルズですが、自分もプロデューサーで参加する(つまり自分でお金を出している)ほど、『デッドプール』への愛着があり、前作の大ヒットでやっとこさ報われました。

前作でもその経歴を細かくギャグにしていたのですが、今作はかなり大胆にギャグにしています。特に『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』と『グリーン・ランタン』。無理に観直す必要はないですが、そういう過去があったと覚えておけばいいかと思います。

ダブ・ステップって?

ケーブルとデッドプールが初めて拳を交わすシーンで出てくる「ダブ・ステップ」と言うワード。デッドプール自身も「ネット検索してね」と言っていましたが、ダブ・ステップって何なんでしょうか。

ダブ・ステップというのは、簡単に言えば音楽のジャンルの一つです。特にクラブなどで流されるジャンルです。それくらいの認識で大丈夫です。あとそのダブ・ステップというジャンルの音楽がエンディングで流れます。

ブラッド・ピットを探せ!

もともとケーブル役は、あのブラッド・ピットが演じる予定だったのですが、スケジュールの都合で断念。ブラピを前提にしたコンセプトアートまで描かれていました。

しかし、そんなブラピが『デッドプール2』内に出演しています!ついにブラピも一連のアメコミ映画に。出てくるのは一瞬(役としてはX-FORCEとしてそこそこ出ます)ですが、是非探してみてください。

まとめ

『デッドプール2』、6月1日から本公開なのですが、先行上映を映画館で観れてとても楽しめました。嫌なことが吹き飛ぶというか。おそらく次作『デッドプール3』も制作されるのですが、これも楽しみですね。『アベンジャーズ』シリーズと違い気楽に楽しめます。

『アベンジャーズ』との繋がりが…?

最後になりましたが、一つ小ネタを。ケーブルが使用する腕時計っぽいタイムトラベルマシンが、『アベンジャーズ4』の撮影現場のリーク画像で、アベンジャーズのメンバーが着けていたものと酷似するとの情報が、海外のアメコミファンから拡散されていました。

リーク画像自体がフェイクの可能性もあるのですが、もしそうならかなり胸熱…。

 






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PROFILEわたしが書きました。

いとうMgr.

某大手シネコンにて、アルバイトスタッフとして4年間勤務して、喜びも悲しみも味わった男性。
映写技師からポップコーンの販売まで、4年間勤めてみればアルバイトのほとんどをこなせるようになっていた。好きな映画はエドガー・ライト作品。大手シネコンではエドガー・ライト作品は中々上映されず、当時は憤りを抱いていた。