家族連れやカップルで、連日賑わっている映画館。特に大型連休ともなると、人気作品では満席になる事もしばしば…。
しかし中には、「映画館に行きたいけど、混雑は避けたい」「人が少ない映画館で、リラックスして映画を楽しみたい」と考える方も少なくないでしょう。
そこで今回は、映画館が混雑する時間帯や時期、そして空いていて快適に映画を楽しめるおすすめの時間帯をご紹介します。
「空いている時間帯に観たい」という方は多いはず…
映画館をよく利用する方もそうでない方も、「できることなら、空いている時間帯に映画を観たい」と思うのではないでしょうか。
人が少ない映画館は、いつもよりリラックスして映画に没頭しやすいものです。
とはいえ、「いつ行っても混雑している」「いつ混んでいていつ空いているのかよく分からない…」という方も少なくないでしょう。
この記事では、映画館が混雑するタイミングと、空いているおすすめ時間帯についてご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
月〜金で50%、土日で50%の割合
まず、映画館の混雑事情をわかりやすくお伝えすると、1週間の動員を100%とした場合「月〜金曜日で50%」「土日で50%」といったところです。
たとえば、1週間に訪れるお客さんが1000人だとすると、平日の5日間に500人、そして土日の2日間に残りの500人が来場する割合です。
ごくごく一般的な数字ですが、映画という2時間の作品を見るので、平日は仕事や学校で来られない方が多いため、他の施設よりも土日にお客さんが集中します。
混雑する曜日・時間帯について
では、映画館が混雑する曜日や時間帯について、もうすこし詳しくお伝えしていきます。
これを見れば、「絶対に混雑は避けたい!」という方が来場を見送るべきタイミングがわかります。
土日祝日の日中の時間帯
上でもお伝えしたとおり、土日祝日は基本的に混雑しています。土日休みの人が多いことを考えると納得ですね。
もちろん、上映中の作品や映画館の立地、天候などによって多少のバラツキはあって、「今週はそこまで混まなかった」と感じる週末もゼロではありません。
とはいっても、基本的に土日祝日は平日と比べて人出が多くなります。特に、土曜の昼頃〜日曜の昼頃にかけてはかなり混雑していることがほとんどです。
混雑を避けたいのであれば、土日祝日の昼は避けることをおすすめします。
平日レイトショー
平日は比較的空いていますが、唯一混雑する時間帯といえば夜20時以降の「レイトショー」です。
特に仕事帰りに映画を楽しむ方が多い都内や駅近の映画館だと、コンセッションに列ができるほど混雑する傾向に。
また、大人に人気の作品が上映されている期間中は、レイトショーの時間帯が人気です。
金曜日レイトショー(新作公開日は特に注意!)
平日のレイトショーでも、次の日が休みで時間に余裕がある金曜日のレイトショーはより混雑する傾向にあります。
また、土日に先だって金曜日に新作公開日を設ける作品も多いのも金曜日のレイトショーが人気な理由のひとつ。
人気作品の新作公開日にあたる金曜日のレイトショーは、さらに混雑するのでご注意を。
混雑するタイミング(繁忙期)について
続いて、年間で最も映画館が混むタイミングをご紹介します。
大型連休
ゴールデンウィークやお盆休み、シルバーウィーク、年末年始などの大型連休は、皆さんの予想通り映画館はとても混雑します。
中でも、名探偵コナンやドラえもん、クレヨンしんちゃんなど、大型連休をめがけて公開される人気の子供作品が多いこともあり、大型連休中は家族連れで賑わっている映画館が多いです。
年末年始
中には、「年末年始に映画を観に行く人がいるの?」と思う方もいるでしょう。
しかし、実は年末年始は1年の中で最も映画館が混むタイミングのひとつです。
これには、年末年始に合わせて公開される大作が多いことと、年末年始は「帰省したけど暇ですることがない!」→「映画でも観に行くか!」となる人が意外と多いことなどが関係しています。
ちなみにほとんどの映画館は、大晦日と元旦も営業しています。ただし、大晦日のみレイトショーがない劇場もあるのでご注意を。
人気作品公開の直後
人気作品が公開された直後は、時期を問わず、土日祝日はもちろん平日も割と混雑します。
そのため、映画館を利用するタイミングがたまたま話題作の公開直後にあたってしまうと、シアター内はガラガラでも、劇場は混雑していて「コンセッションに大行列が…!」なんてことも。
そのため、混雑を避けたいのであれば、話題作であっても公開から日にちが経ってから観に行くことをおすすめします。
『超』人気作の公開後
最後にご紹介するのは、少し変わったパターンです。
歴史に名を残すような人気作が公開された週は、平日・土日問わずに映画館自体が混在します。最近で言うと、「鬼滅の刃」のような作品ですね。
ここで気をつけないといけないのは、「自分はその作品を観に行くわけじゃないから関係ないか…」と思ってはいけない点です。
その、『超』人気作を観るために、映画館のロビーには収まりきらない程の行列が出来る場合があります。売店なんかは特に混みやすいです。
「混雑を避けたい…」と考えている人は、この映画館自体の混雑も嫌いなはずなので、こういったタイミングは注意が必要です。
また、最近ではアニメ作品の入場者プレゼンが週替わりで用意される。なんてことも多いので、そういった映画館にお客さまが集中しそうなタイミングも混雑の原因になります。
こういったタイミングに重なってないか…映画館に行かれる際に、ちょっとチェックしてみた方が良いかもしれません。
おすすめの時間帯(比較的空いている時間帯)
では、映画館が比較的空いている時間帯はいつなのでしょうか?
「絶対に混雑を避けたい!」「でもお得に映画を観たい!」そんな方におすすめの時間帯を3つご紹介します。
都合に合う時間帯があれば、ぜひ映画館に足を運んでみてくださいね。
平日サービスデーの日中
おすすめの時間帯の1つ目は、平日サービスデーの日中です。
月曜日や水曜日の日中は、サービスデーで安く映画を鑑賞できる上、土日祝日と比較して空いているのでおすすめできます。
ただし、アクセスが良い都内の映画館など、立地によっては平日の日中でも混雑する可能性があるのでご注意を。
後は、人気作品の公開直後を避ければ、基本的に人の少ない映画館で快適に映画を楽しめます。
日曜日のレイトショー
「混雑は避けたいけど、土日に映画を観に行きたい!」という方には、日曜日のレイトショーがおすすめ。
というのも、日曜日のレイトショーは、土日で唯一混まない時間帯です。日曜日の混雑は昼頃をピークに、夕方〜夜にかけては落ち着くので狙い目です。
平日レイトショー
平日のレイトショーは、土日休みの方でも仕事終わりに行きやすく、なおかつ土日祝日と比較するとそこまで混雑しないタイミングです。
特に、月曜日〜木曜日、「次の日も仕事」のタイミングでレイトショーを利用すると比較的空いています。
ちなみにレイトショーは、通常料金より500円ほど安く利用できるのも魅力となっています。
自分にあったタイミングで映画館を利用しよう!
今回は、映画館を空いているタイミングで快適に利用するために、知っておきたい映画館の混雑事情をご紹介しました。
基本的に、映画館は土日祝日や大型連休、年末年始、話題作の公開直後が混雑していて、平日の日中は空いています。
「学校や仕事で都合が合わない…」という方は、仕事終わりに行きやすい平日のレイトショーや、日曜日のレイトショーが比較的空いていておすすめです。
自分にあったタイミングで映画館を利用して、快適かつお得に映画を楽しみましょう!