最速レビュー!…『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の感想

待ちに待った『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(以下、SW)公開日!早速行ってまいりました。深夜0時の回とか都心部ではやっていたようで、いち早く最新SWを観れた人がいるようですね。まだ観れてない方も多いので、ネタバレなしでいきます。

ごった返しの劇場

待ちに待ったSWシリーズのメイン最新作、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。ええ。行って参りました。観たのは昼の回。大阪某所の大きなシネコン。勿論、IMAXの字幕2D!到着後エレベーターホールに出ると既に大量の人だかりが。あれ?平日の真昼間だよね?

お祭並みの熱量に、劇場スタッフもてんてこ舞い。上映30分前に余裕を持って到着し、ネット予約をしていたのでこれも余裕でチケットを発券しました。ちなみに本日(2017/12/15)は全ての回、全ての種類の上映がほぼ満席!

すごいパワーです、SW。前作の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の時にはここまで熱気がなかった気がしますが、新シリーズが認知されてきたのでしょうかね。ルーク・スカイウォーカーのコスプレしてる人もいました。

さあ、いざ入場。チケットもぎりの列は3列に分かれていてもメインフロアを横断するくらい長く、皆さんの手には各種SWグッズが。いいねいいねこの感じ、と高まる高揚感を抑え、入場、着席。これだから映画館での映画鑑賞はやめられません。

着席後、携帯の電源を切り、眼鏡をかけて臨戦態勢。まだかまだかと真っ白なスクリーンを見つめていると隣の席の人の話し声が。

「あの、緑の人。あれなんだっけ。あの宇宙人」
「ああ、ヨーダね」

おっと。初日の昼間の回に来て聞くとは思わなかった会話の内容です。嫌々連れてこられたのかな?周りを見渡すとさらに違和感に気づきます。BB-8のポップコーンケースを首から下げた人。馬鹿でかいBB-8のぬいぐるみを持ってる人。スパイダーマンのコスプレ。ん?ここはディズニーランドか?

少しだけ居心地の悪さを覚える中、予告が始まり(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告も流れて大歓喜)、本編へ。約2時間30分ある、SW史上最も長尺となっております。

そして2時間30分後…

僕の心の中には、なんとも言い難いモヤモヤが。一緒に見に来てた往年のSWファンでもある友人の顔にも陰りが。前作、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はこうじゃなかった。初回観終わった後、その日の夜の回を予約するくらい盛り上がっていたのに…。

一体何が起こったのでしょうか。劇場に立った時の高揚感。チケットの文字を見た時の期待。それらが全て空になったポップコーンケースの様に劇場の隅に捨てられてしまっています。

ここで小休止。少し昔話をします。僕とスター・ウォーズの出会いは、小学校の時に観た『スター・ウォーズ/エピソードⅠファントム・メナス』でした。新三部作組なのです。そこから旧三部作に入り、旧三部作も愛する様になりました。そして雑誌や『ザ・ピープルvsジョージ・ルーカス』(SWファンとSWの生みの親である監督ジョージ・ルーカスの戦いの歴史)を通して、旧三部作至上主義と新三部作革新組にこの世は分かれていることを知りました。

僕としては、どちらもSWで、どちらも愛しています。どちらかと言えば旧三部作が好きですが。しかし、こういう伝統的なシリーズ映画に付き物の「当時の熱量を知らない」問題は、僕の心に突っかかっていました。

『ロッキー』や『ブレードランナー』など、歴史的な名作の続編が公開されている中、少しでもそのオリジナルが公開された当時の熱量を知ることができていました。勿論SWに関しても。だからこそ、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は盛り上がったのです。(内容も旧三部作一作目を踏襲していた)

ただ今回の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はどうかと言いますと…。結論から言えば「面白い。確かに面白かったけど、なんだろうこの感情」です。いや、うーん。あと何回か観ると変わるかもしれません。

恐らく気持ちとして一番近いのは『スター・ウォーズ/エピソードⅠファントム・メナス』公開当初の旧三部作愛好者の気持ちなのではないでしょうか。当時、ゴテゴテのCGや新キャラに往年のファンからは非難が相次ぎました。

この映画は転換期になる

一旦、なぜこの映画がしこりを残してしまったのか冷静に考えたいと思います。SWと言えば、スカイウォーカー家の物語。選ばれた血筋が持つ才能の話。一般人には決して共感できないおとぎ話なのです。しかし、今回のSWシリーズはスカイウォーカー一族から徐々に抜け出していきます。

多分、僕はおとぎ話の続きを観たいと思っていたのでしょう。スカイウォーカー一族の呪いの物語。しかし、今作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』からは大きく脱却していきます。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では往年のファンに向けて、華やかな接待を行いました。スカイウォーカーの血筋の物語と思わせる節もありました。

一転して、今回は接待の後に店を焼き払う勢いです。今回の監督はライアン・ジョンソン監督。『ルーパー/LOOPER』などの監督です。ルーカスという作家性が出ていたSWももうありません。これからのSWを直視すべきなんでしょう。

もしかすると鑑賞後に覚えた感情は、寂しさかもしれません。とりあえずもう一回落ち着いて観ます。いや、映画自体は面白いんですよ?






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PROFILEわたしが書きました。

いとうMgr.

某大手シネコンにて、アルバイトスタッフとして4年間勤務して、喜びも悲しみも味わった男性。
映写技師からポップコーンの販売まで、4年間勤めてみればアルバイトのほとんどをこなせるようになっていた。好きな映画はエドガー・ライト作品。大手シネコンではエドガー・ライト作品は中々上映されず、当時は憤りを抱いていた。