映画館と言えばデートに欠かせない存在。誰でも気軽に行けるスポットとして利用しています。でも、鑑賞料金が意外と高かったり、満席状態で予定通りの上映会が観れなかったりと、意外と段取りよくいかないことも。この記事ではスマートに映画デートをクリアするために、事前に準備できることや当日の秘訣などをお伝えします。
事前準備編
早速、ほやほやカップルやこれからカップルに成りたい方へ、スマートにデートを済ますための映画館へ行く前の準備を紹介します。
まずは映画館を調べよう
何よりもここからですね。電車で行くのか車で行くのかでアクセスできる劇場は異なりますが、映画館を選ぶ際は各劇場のホームページをチェックすることをオススメします。特にスクリーンの大きさや音響に拘る方は、確認しておきましょう。座席数も少なく、スクリーンも小さなちょっとがっかりするシアターもありますので。
スマートなデートをこなすためには、同時に映画館の周辺施設もチェックしておきましょう。多くの映画館はイオンモールやOIOIなどの商業施設内に入っています。イオンモールなどの複合型商業施設の場合は、土日はかなり混み合っています。映画鑑賞後に食事の予定を組んでいたりする場合は注意しましょう。
上映回を選ぼう
続いて上映回を選びます。公開間も無い映画の場合は、午前中に1回、午後に2〜3回、夜に1〜2回ほどの上映回が選択できます。午前中の上映会の場合、朝がやたらと早くなってしまいます。8時代や9時代に上映スタートするものが多いため、女性の身支度のことを考えると、デートには不向きかもしれません。オススメは午後の回か、夜の回です。
ただし注意が必要です。やっぱり多くの方が午後の回を選ぶことが多いので、人気作品の場合満席状態や、映画が観にくい座席しか空いていない可能性もあります。
上映タイプを選ぼう
こちらも必ずパートナーに確認をしておいた方がいいことですか、映画と言っても3Dや4DX、洋画の場合は字幕か吹替など多くのバリエーションがあります。3Dや4DXを選択する場合、パートナーが3D酔いなどをしないか確認しましょう。さらに眼鏡をかけて鑑賞する人の場合、眼鏡on眼鏡になってしまう劇場もあります。デートをスマートにこなすためにはこのあたりを事前確認すれば好感度が上がること間違いなし。
字幕か吹替かも、要注意ポイントです。意外と「字幕があると映画に集中できない」層も存在しますので、このあたりも一度相談してみた方がいいですね。
チケット購入編
観る映画が決まったら、次はいざチケットを購入です。デートにオススメの購入方法も併せて紹介します。
ネット?窓口?
映画のチケットと言っても、今やスマホひとつで購入することもできちゃうくらい多様化しています。窓口で当日、もしくは前日に買うか、インターネットで予約して買うかで購入方法は異なります。映画デートにおけるメリットデメリットの一例を挙げると
窓口 | ネット | |
メリット | ・一緒に上映回を選びながら買える ・席を一緒に選べる | ・クレジット決済などが多いため、スマートにチケット代を奢れる ・好きな席をゆっくり選べる |
デメリット | ・チケット代が当日払いなので、奢りたい時は気を使わせてしまう ・人気映画の場合、当日窓口では購入できないこともある | ・クレジットや携帯キャリアの決済手段が無いと購入できない ・購入時にパートナーとラインなどでやり取りが必要 |
こんな感じかと思います。どちらもメリットデメリットがありますが、カップルに成り立てやこれからカップルになる方は、インターネット購入をオススメします。理由は、上記に書いてあるメリットの通りなのですが、「チケットはもう買ってるよ」と一言言えるだけでかなり好感度は上がるはずです。
チケット代をなるべく安くする方法
映画の鑑賞といっても、一般の場合カップルで観ると合計3,600円。中高生でも2,000円オーバーになってしまいます。意外と高い鑑賞料金なので、なるべく安く観て、そのあと少しいいご飯を食べたりしたいですよね。映画のチケットは安く買える方法がいくつもあります。
詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
カップルにオススメの席の取り方
では、映画デート用のチケットの購入方法が決まったところで最後は席の取り方です。これはインターネットで座席を確保する場合も、当日窓口で購入する場合も基本的には同じと思ってください。映画の座席に強いこだわりが無い場合、お互いが映画を観やすい座席がいいと思いますので、カップルにおすすめの優先順位をあげると
- 中央近辺
- 中央より後ろ
- 中央より前
となります。
観やすさ以外に考えないといけないのは、両隣に他のお客さんがいるかどうかです。人気映画で映画デートで鑑賞する場合は、座席の選択肢がかなり狭くなってしまっていますが、そこまで混雑していない映画だと、劇場窓口で両隣が空いていない席を聞くとスタッフは教えてくれます。ただし、埋まってしまう場合もあるのでご注意を。インターネットや自動発券機の場合は自分で席を選べるので、こんな感じで選んでみてください。
両隣が空いていると、より映画に集中できるし、なんなら上映中に手を繋いじゃっても恥ずかしくありません笑
鑑賞当日編
チケットを購入できたら、いよいよ当日です。
集合時間
カップルでの集合時間は、余裕を持って決めましょう。映画が始まる順序として、チケット記載の上映開始時刻10分前に入場開始→約15分の予告→本編という流れになっています。
これに併せて映画が始まる25分前に来てしまっては、売店利用もできないしトイレに行く時間もかつかつです。ポップコーンやドリンクを買う予定のカップルは、もう少し余裕を持って40分前には劇場に着いておくのが吉です。複合型の商業施設の場合は、いろんなところで時間を潰せますしね。
映画の予告に関する情報は下記の記事を参考にしてみてください。
売店利用はお早めに
先述の通り、売店の利用を考えている映画デートの場合は、なるべく早めに映画館に着いておく必要があります。これには理由があって、映画のスタート時刻は複数作品が近い時間帯にまとめられているから、映画が始まる前は売店の利用者が一気に増えるのです。特に土日は、家族連れなど5名くらいの団体の客も多いため、映画スタート前に一気に売店に押し寄せ、1組あたりの注文時間も長くなってしまいます。
また、もし間に合わなくて、予告開始後にポップコーンを持ってシアターに入ると、館内が暗くなってしまっているので、つまづいてポップコーンをこぼしてしまう…なんてことも。折角の映画デートなのに、トラブルは嫌ですよね。売店の利用はお早めに。
館内の温度に注意
春〜夏の終わりにかけて、館内は冷房が作動しています。これが意外と寒いです。ずっと座りっぱなしで冷房が体にあたるため、半袖半ズボンだと少し厳しいかも。もちろん常に冷房が付けっ放しになっているのではなく、館内温度を一定に保つためにオンとオフを繰り返しています。
多くの劇場には、貸し出しのブランケットがあるため、映画デートにパートナーと行く場合は、パートナーのことを考えて一つ借りましょう。ただし、ブランケットの数には限りがあるので、もしパートナーが寒がりや冷房が苦手な場合は、上着を一つもっていってあげるとスマートな映画デートを楽しめます。
映画鑑賞後編
楽しい映画も終わりましたが、カップルのデートは続きます。
語り合おう
まずは何より、映画についてパートナーと語り合いましょう。ただし、もし文化系のパートナーの場合、あまり浅はかな感想を言ってしまうと幻滅されてしまうかも…。あと必ず、映画には「わからないこと」があるかもしれません。それについてパートナーと議論してみるのも、映画デートの醍醐味です。
オススメは、映画のレビューサイトを一緒に読んで、それを元にお互い感想を言い合うのがいいかもしれません。映画についての新たな発見や、もう一度観たいなど、これからの発展性もあるかもしれません。
お土産の購入も
売店には、各種キャラクターグッズが販売されています。パンフレットやキャラのステッカーなどなど。映画デートの思い出に、こういったグッズの購入もいいかもしれませんね。
ちなみに、折角の映画デート。次回の予定も確保したいところだと思います。売店には、ムビチケという映画の前売り券が販売されています。もし予告などで、カップル同士観たい映画があった場合、ここで買うと安く観れるし、次回のデートの予定も抑えることができちゃいます。
withTheater一同、映画デートの成功を祈っています。