「鬼滅の刃」無限城編はいつ公開?映画館から見た公開時期を大胆予想!

みやざわ支配人

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が2025年に公開予定と発表され、ファンの間で公開時期の予想が盛り上がっています。次の情報が期待される本作について、本記事ではこれまでの公開パターンや関連情報を元に、公開時期を大胆に予想します!

これまでの「鬼滅の刃」公開スケジュール

みなさん覚えていますか?

2020年10月、新型コロナウィルスの影響で映画館にはお客さんが全く来ず閑散としている時に、突如現れた救世主。興行収入400億、動員数2800万を叩き出し、今現在もその記録は打ち破られていない映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』です。

この映画公開までのテレビシリーズそして映画総集編を、過去作から最新作までを振り返りたいと思います。

テレビシリーズ

「竈門炭治郎 立志編」(2019年4月~)

  • 第1期として全26話が放送。
  • 主人公・炭治郎の鬼殺隊加入から那田蜘蛛山での戦いまでを描く。

 

「無限列車編」(2021年10月~)

  • 劇場版を再構成した全7話。
  • 第1話は煉獄杏寿郎を主人公とした完全新作エピソード

 

「遊郭編」(2021年12月~)

  • 全11話で、上弦の陸との戦いを描く。

 

「刀鍛冶の里編」(2023年4月~)

  • 全11話で、炭治郎たちが刀鍛冶の里で鬼と戦う物語。

 

「柱稽古編」(2024年5月~)

  • 全8話で、来たる鬼舞辻無惨との戦いに向けて柱たちによる稽古が始まる。
  • 原作話数が少ないため、アニメオリジナルエピソードが大幅に追加

 

映画館公開作品

劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」(2020年10月16日公開)

  • 興行収入404.3億円、観客動員数2896万人
  • 煉獄杏寿郎と猗窩座の戦いがクライマックス。

 

ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」(2023年2月3日公開)

  • 興行収入41.6億円、観客動員数290万人
  • 遊郭編最終話と刀鍛冶の里編第1話を特別編集した作品

 

 

ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年2月2日公開)

  • 興行収入23.1億円、観客動員数160万人
  • 刀鍛冶編最終話と柱稽古編第1話を特別編集した作品

 

「鬼滅の刃」無限城編(2025年公開予定)

  • 原作クライマックスを描く三部作として制作
  • 公式の公開時期未定

 

2025年公開の可能性を予想するポイント

では、最新作「無限城編」はいつ公開されるのか!?その解禁日はいつなのか!?

映画業界の情報を交えて考察していきたいと思います。

1. 前作の発表スケジュールから考察

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は以下の流れで発表されました

  • 2019年9月28日:制作発表することが解禁され、この時はまだ公開日は未定
  • 2020年4月10日:正式な公開日が2020年10月16日であることが発表
  • 2020年10月16日:「無限列車編」劇場公開

制作発表から公開日解禁まで6ヶ月、更に公開開始まで6ヶ月、合計で約1年を要しました。

ただこの頃は新型コロナウィルスの影響で映画館は閉館を余儀なくされており新作映画も軒並み公開延期を繰り返していました。

そのため2025年はこの影響がないと考えると、最新作の「無限城編」は24年12月に解禁されたので半年後の25年6月〜7月という考え方も一つあります。

2. シーズンごとの観客動員の傾向から考察

春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始など、ハイシーズンと同じタイミングで、映画館も超大作映画や人気シリーズが公開されます。配給会社も自分達の映画をなるべく多くの人に見てもらうために、ハイシーズンに公開日を設定します。

ここで重要なのが他作品との競合は避ける必要があるのと、複数の作品を抱える配給会社は自分達の作品とのバッテイングを避ける必要があります。

今回、「無限城編」の配給を手がけるのは前作に続き、配給会社大手の東宝/アニプレックスです。東宝と聞くと、「ドラえもん」「名探偵コナン」など人気シリーズを多数控えており、2025年のラインナップも先日発表されたばかりです。東宝のラインナップに加えて、他配給会社の洋画大作もラインナップに加えたのが以下の一覧です。

  • 4月18日:「名探偵コナン 黒鉄の残像」東宝
  • 5月30日:『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』東宝
  • 5月:ミッションインポッシブル ファイナルレコニング ※他社
  • 初夏:リロ&スティッチ 実写最新作 ※他社
  • 7月:ジェラシックワールド最新作・スーパーマン最新作 ※
  • 夏 :映画クレヨンしんちゃん最新作 東宝
  • 8月:東京 MER最新作 東宝
  • 冬:果てしなきスカーレット(細田守監督最新作) 東宝

引用:東宝株式会社「作品ラインナップ」

 

筆者の予想

以上の動向から、『鬼滅の刃 無限城編』は2025年7月の夏休み公開が最有力と考えました。

その理由は

  • 6月〜7月までは東宝の大作映画が控えていないこと(クレヨンしんちゃんはターゲット違う)
  • 7月は洋画超大作が揃っているが客層が別れることと昨今の洋画不信から影響が少ない
  • 8月は夏休み本番でどの映画も混雑するため、最速のスタートダッシュを切るため7月公開
  • 冬は細田守監督最新作のアニメが控えておりバッティングしてしまうこと

ただし今回の「無限城編」は3部作であり、その内の1作目の公開が7月の予想であって、2部作目以降は興行の観点からもまとめて公開されるのではなく、冬以降に分けて公開する可能性も残っています。

公開までのプロモーション予想

前作「無限列車編」公開の2020年から本作「無限城編」公開の2025年まで実に5年振りです。映画公開、アニメ放送のたびに多くのお店とプロモーションを仕掛けてくる「鬼滅の刃」。今回5年ぶりの最新作であり、且つ最終バトルの超重要エピソードの初映像化が“映画館で解禁”となるとその期待値は自ずと上がってきます。それに応えるべく、必ず「無限城編」公開前には映画館でも最大限のプロモーションを仕掛けてくると予想されます。

過去作上映

劇場プロモーションとして基本となるその1つ目が過去作上映です。「名探偵コナン」「ドラえもん」の新作映画公開の前にはテレビでも過去作上映がありますよね?映画館でも同じで例えば「スパイダーマン」最新作の公開前に「オールナイトで過去作一挙上映」のようなイベント上映を行います。

「鬼滅の刃」がどこまでの規模感で上映されるかは不明ですが、過去映画館で公開された「無限列車」 or「総集編」のいずれかの再上映会を開催し、スクリーンで過去作を見せてファンの心を燃やしてから、「無限城編」の公開に繋げていくと考えられます。

解禁日予想

前述の通り、ワールドツアーの映画館公開はどちらも2023年、2024年の2月に公開されています。つまり、2025年2月にも最新作「無限城編」の続報が大いに期待されます。続報を待ちましょう!

まとめ

筆者の映画館業界の情報と過去作の情報から、『鬼滅の刃 無限城編』の公開時期を予想してみました。公開時期の発表がもし2月に解禁されると、もう間も無くかもしれません!最新作が始まる前に過去作を見返したり原作を読み返しながら、続報を待ちましょう。




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with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。