【どうやって参加する?無料?】映画館で開催される試写会について。

みやざわ支配人

公開前の作品をいち早く無料で鑑賞できる試写会。

「参加の方法がよくわからない…」「特別な人しか参加できないんでしょ?」「いくらかかるの?」など、参加のハードルを高く感じてしまっていませんか?

でも実は、映画館の一般的な試写会は、誰でも簡単に応募することができます。当選するかどうかは運次第ですが、誰にでも参加するチャンスがあるので必見です。

そこで今回は、映画館で開催される試写会の種類と参加方法についてご紹介します。

映画館で試写会を見かけたことありますか?

そもそも試写会とは、映画の公開に先立って、限られた数の希望者を無料で招待して行われる上映会のことです。

誰でも一度は、映画館で試写会をやっているのを見かけたり、友だちから「〇〇の試写会に行ってきたんだ!」という話を聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

基本的に映画館の試写会は、映画の宣伝を目的としています。そのため、映画館や配給会社が主催する試写会であれば、当選すれば誰でも参加することが可能です。

ただし、一口に「試写会」と言っても実際には主催者が異なる数種類の試写会が存在します。ここからは、主な試写会の種類とその特徴について見ていきましょう。

映画館主催の試写会

映画館主催のイベントとして、試写会が開催されることがあります。

映画館が一般の方を対象に行う試写会ですので、当選すれば誰でも参加できます。

映画館が主催する…というパターン、実はあまりないのですが見かけた際は、ぜひ参加してみましょう!

配給(作品)主催の試写会

一般試写会の多くは、映画作品の配給会社によって主催されています。

一般試写会とは、一般の人を抽選で無料招待して実施される試写会のこと。学生からご年配の方まで、誰でも応募できるのが特徴です。

試写会によっては、映画本編の上映に加えて、監督やキャストなどによるトークイベントが開催されたり、ゲストがサプライズ登場したりすることもあります。

また、「本人を含む最大2人様まで」など、当選すると家族や友だち、恋人などを1人連れて行けるケースが多いです。

最近だと、ワーナーブラザーズジャパン合同会社の主催で『そして、バトンは渡された』の試写会がTOHOシネマズ50館にて開催されていました。

限定された人だけ参加できる試写会

中には、限定された人のみが参加できる試写会もあります。

会社の福利厚生でそこの従業員だけが参加できたり、株主だけが参加できたりするなど、クローズドな試写会です。

また、映画関係者やマスコミ、SNS上で大きな拡散力を持つインフルエンサー、映画ライターなど向けに開催される「マスコミ試写会」というものもあります。

これらの試写会に関しては、残念ながら一般の方は参加することができません。

その他の試写会

ここまでで紹介した以外に、映画メディアやアプリ、地域の広告代理店などが主催となって行われる試写会もあります。

「試写会の応募チャンスを逃ししたくない!」という方は、映画関係のメディアやアプリなどを頻繁にチェックすることをおすすめします。

試写会の参加方法

特別感たっぷりの上映会で公開前の作品を鑑賞できる試写会は、映画好きなら一度は参加してみたいですよね。

ここでは、試写会に参加する方法をご紹介します。

基本的には抽選。まずは応募してみよう!

試写会への参加方法は、基本的に「抽選」となります。

一般試写会であれば、映画館や作品の公式ホームページや映画情報サイト、映画情報雑誌などから、誰でも応募することが可能です。

また、最近では、TwitterやInstagramなどでより手軽に応募できるSNSキャンペーンが実施されることもあります。

一方で、はがき応募のみの試写会の場合、応募に手間がかかる分、競争率がやや下がるのでWebよりも当選しやすくなることも。

「参加したい!」と思う試写会の情報を見つけたら、まずはひとまず応募してみましょう。

ちなみに応募は1人につき1回までとなっており、複数回の応募は無効となることもあるのでご注意ください。

当選したら、参加方法を確認

試写会に当選すると、メールやはがき、SNSのDMなどで当選通知が届きます。

メールの場合、当選通知を受け取った後、参加登録の手続きが必要となることも。試写会の日時や当日の参加方法、注意点などをそれぞれ確認しておきましょう。

ちなみに、「当選通知の配信」をもって当選者の発表とすることが多いため、当選通知が期日までに届かない場合は、残念ながら外れとなります。

チケット窓口で「座席指定券」との引き換えが必要なことも

試写会によっては、チケット窓口で「座席指定券」との引き換えが必要なこともあります。

「座席指定券」との引き換えが不要な場合は、劇場に着いたらそのまま入場ゲートに向かいましょう。

なお、入場には当選はがきやメールが必要です。当選後は大切に保管し、当日は忘れずに持参してくださいね。

主催の案内に従って、映画鑑賞しよう

当日は、主催の案内に従って映画を鑑賞しましょう。

基本的な鑑賞ルールは、通常の上映会と変わりありません。外から飲食物を持ち込んだり、上映中にスマホをいじったりせず、マナーを守って映画を楽しみましょう。

ひとつ注意してほしいのが、通常の上映会と違って「途中入場」が認められないこと。試写会は、本編をすべて観てもらうことを前提に行われているので、遅刻は絶対にNGです。

ちなみに、当日の服装に関しては特に決まりはありません。ただし、稀に「作品にちなんだ〇〇を身につけてくるように!」といった指示があることも。その場合は、案内に従いましょう。

試写会当日、もし他に分からないことがあれば、映画館スタッフに尋ねてみてくださいね。

基本的には無料。

試写会の目的は様々ですが、基本的には応募・抽選という行程を経ることもあり、基本的には無料です。

ただし、当然のことながら当選しない限りは参加できませんので、試写会の情報を目にしたら、ぜひ応募してみてください!

特別感がある試写会、ぜひ応募してみよう!

当選した人だけが公開前の作品を一足先に鑑賞できる試写会には、通常の上映会にはない特別感が満載です。

映画館や配給会社が主催する一般向けの試写会は、誰でも応募することができます。そして運次第では実際に試写会に参加することができますよ。

応募はもちろん、参加も無料ですので、「参加してみたい!」「試写会の特別感を味わいたい!」という方はぜひこれを機に試写会に応募してみましょう。

 




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。