やってきました『ミッション:インポッシブル』の夏。トム・クルーズが今回も暴れまわるスパイアクション映画。1996年以来、シリーズ6作目となる最新作。まずはネタバレなしで映画の概要、外枠の部分の解説を行っていきたいと思います。
ネタバレありのレビューはこちら。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』について
まずは作品の概要とチケットの割引情報から。
ストーリー
イーサン・ハント率いるIMF(Impossible Mission Force)チームは、盗まれたプルトニウムを使ったシンジゲートによる大規模テロを防ぐためのミッションを受ける。今回のミッションはCIAの諜報員ウォーカー同行の元、ホワイト・ウィドウという女性活動家やジョン・ラークと呼ばれる正体不明の危険分子を追う。
パリを中心に核爆発テロを防ぐために奮闘するイーサンチーム。その中で、イーサンと恋仲になった元シンジゲートの潜入諜報員、イルサと再開し…。
割引・入プレ情報
前売り券 | あり(ムビチケ) |
サービスデイ等 | 劇場による |
入場者特典 | なし |
入り具合
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ですが、公開日の2018年8月3日に地方映画館にて昼の回を鑑賞しました。入り具合は、ほぼ満席。さすがMIシリーズの人気と言いますか。意外なことに客層は、老若男女問わず、色々な方が鑑賞していました。
混雑予想と上映終了予測
映画館の元スタッフが、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の混雑予想と上映終了時期の予測を行っていきます。
混雑予想
夏の大作の一つということもあり、平日休日問わず夏休み期間中は混雑が予想されます。特にレイトショーなど、映画のチケット代が安くなる時間帯は要注意。折角行っても席が取れないという可能性も。
ただしこの混雑ですが、恐らく公開2週目(8/17以降)にはもう落ち着いていると予想されます。今すぐ観たいわけじゃない!混雑は嫌!という方は盆明けまで待つのもありです。
上映終了予測
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ですが、恐らく二ヶ月間は上映していると予想されます。ただし、上映回数は段々と減っていき、レイトショー中心の上映となっていくと予測します。
元々トム・クルーズファンと言えば若年層よりも少し年配の方が多いので、そういった方々が観に行く時間帯はレイトショーが多いからです。午前中やお昼しか行けない方はお早めに!
『ミッション:インポッシブル』シリーズの歴史とスタッフ
では作品に少し深入りして、『ミッション:インポッシブル』シリーズの歴史とスタッフの紹介を。
シリーズ6作目
『ミッション:インポッシブル』といえば、スパイアクション映画の代名詞。元々は『スパイ大作戦』というアメリカのテレビドラマの映画化作品でした。
第1作の『ミッション:インポッシブル』は、今のようなゴテゴテのアクション映画ではなかったのです。あくまでもスパイ映画。監督も、ブライアン・デ・パルマという『ファントム・オブ・パラダイス』や『スカーフェイス』など、アクション映画を撮りまくってる、という監督ではありませんでした。
第3作目あたり(J・J・エイブラムス監督)から、アクションに振り切っていき、その後回を増すごとにトム・クルーズのアクションも大胆かつ過激になっていきました。
スタッフと登場人物
シリーズ通して登場している登場人物(今作に関わるキャラ中心)であげていきます。
- イーサン・ハント(トム・クルーズ)・・・IMFの諜報員。第1作目では変装が得意なスパイ。
- ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)・・・元CIA退職者、ハッキングのスペシャリスト。唯一1作目から登場しているチームメンバー。
- ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)・・・3作目から登場。コンピューターに関する知識やメカニック、コメディ的な立ち位置
- ジュリア・ミード(ミシェル・モナハン)・・・3作目で登場。イーサンの元妻。今はゴーストとして身分を隠して生活。
- イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガンソン)・・・MI6のスパイで、シンジゲートに潜入捜査していた。5作目から登場。
- ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)・・・犯罪組織「シンジゲート」のボス。5作目でイーサンに捕まった
今作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観るにあたって、これくらい覚えておけば大丈夫です。
あと今回『マン・オブ・スティール』のスーパーマン役、ヘンリー・カヴィルが出演。いったいどんな役なんでしょうか。
監督とトム・クルーズの関係
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の監督は前作から引き続きクリストファー・マッカリー監督。彼なのですが、脚本家としては『X-MEN』や『ウルヴァリン:SAMURAI』(共同執筆)などのアメコミ作品にも関わっていました。
特にトム・クルーズとはよく仕事をしていて、作品全体にトム・クルーズ成分がMIシリーズよりはるかに多かった『アウトロー』という作品の監督をしていたり、日本のラノベ原作の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本を書いていたりと、近年のトム・クルーズ作品に度々関わっています。
前作とのつながり
今回ですが、過去作との繋がりは結構あります。特に、3作目の『ミッション:インポッシブル3』と5作目の『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』は復習がてら観ておいた方がいいです。
過去作についてはHuluにて配信中です。