シリーズ最新作!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ネタバレなし解説

みやざわ支配人

やってきました『ミッション:インポッシブル』の夏。トム・クルーズが今回も暴れまわるスパイアクション映画。1996年以来、シリーズ6作目となる最新作。まずはネタバレなしで映画の概要、外枠の部分の解説を行っていきたいと思います。

ネタバレありのレビューはこちら。

ネタバレあり『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』レビュー

2018年8月5日

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』について

まずは作品の概要とチケットの割引情報から。

ストーリー

イーサン・ハント率いるIMF(Impossible Mission Force)チームは、盗まれたプルトニウムを使ったシンジゲートによる大規模テロを防ぐためのミッションを受ける。今回のミッションはCIAの諜報員ウォーカー同行の元、ホワイト・ウィドウという女性活動家やジョン・ラークと呼ばれる正体不明の危険分子を追う。

パリを中心に核爆発テロを防ぐために奮闘するイーサンチーム。その中で、イーサンと恋仲になった元シンジゲートの潜入諜報員、イルサと再開し…。

割引・入プレ情報

前売り券あり(ムビチケ)
サービスデイ等劇場による
入場者特典なし

入り具合

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ですが、公開日の2018年8月3日に地方映画館にて昼の回を鑑賞しました。入り具合は、ほぼ満席。さすがMIシリーズの人気と言いますか。意外なことに客層は、老若男女問わず、色々な方が鑑賞していました。

混雑予想と上映終了予測

 

映画館の元スタッフが、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の混雑予想と上映終了時期の予測を行っていきます。

混雑予想

夏の大作の一つということもあり、平日休日問わず夏休み期間中は混雑が予想されます。特にレイトショーなど、映画のチケット代が安くなる時間帯は要注意。折角行っても席が取れないという可能性も。

ただしこの混雑ですが、恐らく公開2週目(8/17以降)にはもう落ち着いていると予想されます。今すぐ観たいわけじゃない!混雑は嫌!という方は盆明けまで待つのもありです。

上映終了予測

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ですが、恐らく二ヶ月間は上映していると予想されます。ただし、上映回数は段々と減っていき、レイトショー中心の上映となっていくと予測します。

元々トム・クルーズファンと言えば若年層よりも少し年配の方が多いので、そういった方々が観に行く時間帯はレイトショーが多いからです。午前中やお昼しか行けない方はお早めに!

『ミッション:インポッシブル』シリーズの歴史とスタッフ

では作品に少し深入りして、『ミッション:インポッシブル』シリーズの歴史とスタッフの紹介を。

シリーズ6作目

『ミッション:インポッシブル』といえば、スパイアクション映画の代名詞。元々は『スパイ大作戦』というアメリカのテレビドラマの映画化作品でした。

第1作の『ミッション:インポッシブル』は、今のようなゴテゴテのアクション映画ではなかったのです。あくまでもスパイ映画。監督も、ブライアン・デ・パルマという『ファントム・オブ・パラダイス』や『スカーフェイス』など、アクション映画を撮りまくってる、という監督ではありませんでした。

第3作目あたり(J・J・エイブラムス監督)から、アクションに振り切っていき、その後回を増すごとにトム・クルーズのアクションも大胆かつ過激になっていきました。

スタッフと登場人物

シリーズ通して登場している登場人物(今作に関わるキャラ中心)であげていきます。

  • イーサン・ハント(トム・クルーズ)・・・IMFの諜報員。第1作目では変装が得意なスパイ。
  • ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)・・・元CIA退職者、ハッキングのスペシャリスト。唯一1作目から登場しているチームメンバー。
  • ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)・・・3作目から登場。コンピューターに関する知識やメカニック、コメディ的な立ち位置
  • ジュリア・ミード(ミシェル・モナハン)・・・3作目で登場。イーサンの元妻。今はゴーストとして身分を隠して生活。
  • イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガンソン)・・・MI6のスパイで、シンジゲートに潜入捜査していた。5作目から登場。
  • ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)・・・犯罪組織「シンジゲート」のボス。5作目でイーサンに捕まった

今作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観るにあたって、これくらい覚えておけば大丈夫です。

あと今回『マン・オブ・スティール』のスーパーマン役、ヘンリー・カヴィルが出演。いったいどんな役なんでしょうか。

監督とトム・クルーズの関係

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の監督は前作から引き続きクリストファー・マッカリー監督。彼なのですが、脚本家としては『X-MEN』や『ウルヴァリン:SAMURAI』(共同執筆)などのアメコミ作品にも関わっていました。

特にトム・クルーズとはよく仕事をしていて、作品全体にトム・クルーズ成分がMIシリーズよりはるかに多かった『アウトロー』という作品の監督をしていたり、日本のラノベ原作の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本を書いていたりと、近年のトム・クルーズ作品に度々関わっています。

前作とのつながり

今回ですが、過去作との繋がりは結構あります。特に、3作目の『ミッション:インポッシブル3』と5作目の『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』は復習がてら観ておいた方がいいです。

過去作についてはHuluにて配信中です。




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。