いつもの映画鑑賞が戻ってくる!?全席解放された映画館の座席販売状況。

みやざわ支配人

緊急事態宣言が解除されたことに伴い、「久しぶりに映画でも観に行こうかな?」「映画館に行きたいな」と考えている方は多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが、映画館の座席販売状況です。「友だちや恋人と隣り合わせて座って観られるの?」「満席になることもあるの?」などと疑問に思いますよね。

結論からお伝えすると緊急事態宣言の解除後、座席解放している映画館も多いので、いつもの鑑賞スタイルが戻ってきそうな雰囲気もあります。

今回は、緊急事態宣言明けの各映画館の座席販売状況と、全席解放に対する皆さんの反応をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

「緊急事態宣言」が明けると、映画館の運営状況は?

2021年6月21日をもって、東京・大阪・京都をはじめとする9都道府県で出されていた「緊急事態宣言」が解除されました。

まだまだ不安は残るものの、解除決定にすこし心が和らいだという人は多いのではないでしょうか。

飲食店や副業施設などの営業条件・時間が変更となる中、「映画館の運営状況はどうなるの?」と気になるところです。

そもそもここ最近、映画館がどのように運営されていたかというと…、

  • 2021年4月25日:緊急事態宣言発令(映画館は休業)
  • 2021年6月1日:休業要請の緩和(条件付きでの営業再開)
  • 2021年6月21日:緊急事態宣言解除

といった流れ。6月に入ってから20日までは、「収容率は50%まで」「上映は夜9時まで」「アルコール類の販売は終日禁止」「土日の休業(大阪市のみ)」といった条件のもと映画館は営業されていました。

それが今回の解除を受け、「収容率は50%まで」という条件が基本的になくなり、全席販売が再開されている劇場が多いです。

つまり、家族や友だち、恋人などと隣の席に座って映画を鑑賞できるようになったということです。

ただし一部の映画館では引き続き「座席の間引き」が行われていますので、各映画館の最新座席情報や考えられる「全席解放」のメリット・デメリット、皆さんの反応などを紹介していきます。

各映画館の座席販売状況

まず、大手シネコン3社における座席販売状況を紹介します。

緊急事態宣言の解除により、全国に全席販売が開始されましたが、映画館によって状況がやや異なるので確認しておきましょう。

また、政府の方針や作品形態によっては、座席の販売状況が突然変更となることも考えられます。

映画館へ足を運ぶ際には、公式ホームページで最新情報をチェックすることをおすすめします。

TOHOシネマズ

全国のTOHOシネマズでは、2021年6月21日より全席販売が再開されました。

また、TOHOシネマズでは全席解放に伴い、座席指定券の事前販売予約(PC・スマートフォン・劇場窓口)も再開しています。

TOHOシネマズでは、全ての座席を販売しております。

座席指定券の事前販売再開について(6/21)

くわしくは、TOHOシネマズの公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

松竹マルチプレックスシアターズ

MOVIXやピカデリー、当劇など、松竹マルチプレックスシアターズが運営する映画館でも、全席販売が再開。

インターネットや劇場窓口におけるチケット予約に関しても、通常の販売スケジュールとなっています。

通常の販売スケジュールとなります。

チケット販売スケジュールについて(6/21)

イオンシネマ

イオンシネマでは、今のところ全席解放はされていません。

緊急事態宣言が明ける前と変わらず、ソーシャルディスタンス確保のため「収容率50%まで」を継続しています。

座席は、前後左右1席ずつ間隔を空けて販売させていただいております。

新型コロナウイルス感染症予防対策に関するご案内(6/18)

ただし、ライブ・ビューイングなどの特別上映では、例外として全席解放をする場合もあるようです。

全席解放のメリット・デメリット

次に、全席解放のメリット・デメリットについてまとめてみました。

メリット

全席解放のメリットは、なんと言っても「いつも通りの鑑賞スタイルが戻ってくること」です。

販売されるチケット数がこれまでの2倍(コロナ前通り)になるので、人気作品などのチケットが取りやすくなったり、気軽に映画館に足を運んだりできるようになります。

家族や友だち、恋人とこれまで通り隣の席に座って映画を楽しむこともできますね。

また、コロナ禍の休業や時短要請などで存続の危機にさらされている映画館を救えるという点でも全席解放はポジティブに捉えることができます。

デメリット

全席解放のデメリットは、「ソーシャルディスタンスを確保しにくくなること」でしょう。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ危機感を持って生活する必要がある今の世の中。

知らない人と隣り合わせで座ったり、満席のシアターで2時間弱を過ごしたりすることに、抵抗を感じる人も少なくないはずです…。

また、コロナ以前から満席の映画館や知らない人と隣り合わせで座ることが苦手だった人は、「座席の1席空け販売を継続してほしかった…」と感じてしまうのも無理ないでしょう。

全席解放に対するみんなの反応

続いて、映画館が全席販売を再開したことについて、皆さんはどのように感じているのでしょうか?

ここでは、「嬉しい反応」と「イマイチな反応」を順に見ていきましょう。

嬉しい反応

まずは嬉しい反応から。

 

全席解放によって、観たい映画をより気軽に観やすくなったことを嬉しく感じている方が多いようです。

新作映画などは特に、シアターの収容率が50%だとチケットが取りにくいことがありましたからね…。

イマイチな反応

続いて、全席販売に関するイマイチな反応をご紹介します。

コロナ禍においてこれまでずっと1席空けて映画を鑑賞していたので、“いつも通り”に戻ることにやや抵抗を感じてしまうという声も。

映画館の存続を思うと良いことだと分かっていても、本音を語れば不安や緊張感があるのは、今の状況かではある意味当然のことなのかもしれません。

おわりに…

今回は、緊急事態宣言解除後(2021年6月21日〜)の映画館の座席販売状況や、全席解放に対する皆さんの反応などをご紹介しました。

一刻でも早くコロナが終息し、休日は“いつも通り”満席の映画館で楽しく映画を楽しめる日が戻ることを祈るばかりです…。

それまでは、コロナ感染対策を徹底して、映画館での映画鑑賞を楽しみましょう。




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。