それぞれ違う良さがある!日本と海外の映画館の違い6選。

私たちがいつも利用している日本の映画館には、私たちにとって「当たり前」な光景が広がっていますよね。

でも、そんな日本の映画館は、海外の人たちからすると「チケットの料金」や「鑑賞態度」など、ユニークだと感じることがあります。

というのも、映画館はどこの国にもあるエンターテイメント施設ですが、国によってさまざまな違いがあるんです。

そこで、今回は意外と知らない日本と海外の映画館の違いを6つ紹介します。

1.映画公開日の違い

まず、日本と海外の映画館では新作(洋画)の公開日に大きなギャップがあります。

「海外で製作された映画なのだから、少し遅れて公開されるのは当然だ…」と思うかもしれませんが、実は日本は世界で1番公開が遅いと言われているんです。

そこで、実際のところ、日本はアメリカにどのくらい遅れて映画が公開されているのか、確認してみましょう。

『モアナと伝説の海』
アメリカ公開:2016年11月3日 日本公開:2017年3月10日

『グレイテスト・ショーマン』
アメリカ公開:2017年12月20日 日本公開:2018年2月16日

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』
アメリカ公開:2017年12月20日 日本公開:2018年4月6日

このように、アメリカで公開されてから2〜4ヶ月経ってからやっと日本で公開されるということが多いんです。長いときだと、1年〜2年もかかることもあります。

その理由は色々な説がありますが、

  • 日本はスクリーン数が少なく、空きがないから
  • 洋画よりも邦画を上映した方が利益につながるから
  • 宣伝を充分にしてから、公開したいから

などが有力です。

ちなみに、現在は翻訳技術が発達しているため、字幕・吹き替え版を作成するのに長い月日が掛かってしまうということはありません。

2.映画チケット料金の違い

映画の鑑賞料金は国ごとに異なるので一概には言えませんが、一般的に日本の映画チケットの料金は海外よりも高い傾向があります。

日本で映画を観るとなると、一般料金で1,800円ほど。サービスデーやクーポンを利用すれば、1,100円〜1,300円くらいで鑑賞が可能です。

それに比べて、2019年の映画館の業界団体の発表によると、アメリカの映画チケットの相場は9.16ドル(約950円)というデータが出ています。

日本でも映画のチケットが1,000円くらいだったら、もう少し気軽に映画館に足を運べそうな気がしますよね。

ただし、映画館の売店で販売されているポップコーンやドリンクは、世界どこの国でも人々が「ちょっと高い」と感じるくらいの値段設定のようです。

3.エンドロール時の違い

映画が終わった後、日本の映画館ではたくさんの人が着席したままエンドロールを視聴しますよね。

皆さんの中にも「エンドロールの後に何かコンテンツがあるかも…」「まだ劇場内が暗いから…」と映画の余韻に浸りながらエンドロールを眺めるという人が多いのではないでしょうか。

多くの日本人にとってエンドロールを観るのは当たり前ですが、実は海外ではエンドロールを見ないでシアターを去る人が大半を占めます。

というのも、海外の映画館では本編が終了すると同時にシアター内の照明が点灯します。

誰もエンドロールを見ないからすぐに照明がつくのか、照明がすぐにつくから誰もエンドロールを見ないのかは謎ですが、どちらにせよ日本人からするとびっくりしてしまいますよね。

海外の映画館では、暗いシアターの中でエンドロールを観ながら映画の余韻に浸ることができないのでご注意ください。

4.鑑賞中の私語やリアクションの違い

日本では、笑い声や私語はつつしんで静かに映画を鑑賞することがマナーとされています。

どんなにおもしろい映画を鑑賞していても、家で映画を観ているときのように大声をあげて笑うのには抵抗がありますよね。

もちろん海外でも、私語で周囲のお客さんに迷惑をかけることは良くありませんが、日本と比べると「私語」や「笑い声や驚いた声などのリアクションに寛容である傾向があります。

おもしろいシーンはお客さんが一体となって笑う、驚くべきシーンはみんなで一緒に驚く…といったように、映画をリアクションと共に楽しむというお客さんが多いです。

海外の人が日本の映画館を訪れたら、「どうして日本の映画館はこんなに静かなの?」と驚いてしまうかもしれませんね。

5.売店の違い

映画のお供といえば、世界共通で「ポップコーン」が大人気。塩味やキャラメル味のポップコーンが販売されている点は日本も海外も同じです。

日本ではポップコーンのほかに、ポテトやホットドッグ、ナチョス、チュロスなどが人気ですよね。

映画館で映画を観ながら、軽い食事を済ませてしまうという人は多いのではないでしょうか。

それと反対に海外では、ホットドッグなどといった軽食よりも、チョコレート系のスナックやアイスクリームなどのスナックの品揃えが豊富です。

スーパーで売ってるようなキャンディーバーやチョコレートスナック菓子がそのまま売店にズラーッと並んでいます。

6.指定席 vs 自由席

日本の映画館のほとんどは、「座席指定制」をとっているため、チケットを購入する際に座席を選んで予約することができます。

しかし、海外の映画館では、とても混雑する都会など一部の映画館を除き、自由席で映画のチケットが販売されていることが多いです。

自由席とは、入場後に早い物順で席に着席するというシステムで、指定席に慣れている私たちからすると「いい席が確保できなかったら?」と不安に感じてしまいますよね…。

海外の映画館は、自由席制をとっていることが多いということを覚えておくといいでしょう。

日本と海外の映画館には、それぞれ違った良さがある!

今回は、日本と海外の映画館の違いを紹介しました。

こうして比較して見てみると、日本と海外の映画館にはそれぞれ違った良さがあることが分かりますよね。皆さんは海外の映画館の特徴を知ってどう思いましたか?

海外の映画館は、新作の洋画が早く公開されるのはうらやましいと思うと同時に、やっぱり日本の映画館はホットドッグやチュロスなどのフードが充実していて楽しいななんて思います。

このように日本と海外の映画館にはそれぞれ違った良さがあるので、海外を訪れた際にはぜひ「異文化体験」として現地の映画館を訪れてみてくださいね。






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PROFILEわたしが書きました。

みやざわ支配人

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。