映画館に違いってあるの!?あなたに合った映画館を選ぶ方法。

みやざわ支配人

「映画を観たいけど、どの映画館を利用したらいいんだろう…」と迷うことってありませんか?

いつもなんとなく近くの映画館を利用していると、他の映画館との違いや、お得に楽しく利用できる映画館を選ぶ基準が気になりますよね。

この記事では、映画館の違いと自分にぴったりの映画館を選ぶ方法をご紹介します。

「映画館を選ぶ基準を知りたい」「自分に合った映画館を見つけたい」という人はぜひ参考にしてくださいね。

映画館の違い

おそらく大半のお客様が「映画館ってどこも同じでしょ?」と思っていると思います。

もちろん、上映している映画の内容が映画館によって違うなんてことはないのですが、運営会社や設備などに違いがあります。

まずは、日本各地に多数ある映画館の主な違いをご紹介します。

シネコンの会社が違う

まず、大手シネコンの場合、当然ながらそれぞれ系列が異なります。

たとえば、代表的なシネコンと言えば、「イオンシネマ」「TOHOシネマ」「MOVIX」の3つを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

それぞれの特徴やコンセプトの違いを知っておくと、映画館選びがラクになりますよ。

  • イオンシネマ

イオンシネマは、主に首都圏外にあるイオンモールに入っているシネコンです。

特徴やコンセプトについては、以下の記事でくわしく紹介しています。

家族で楽しめる安心の地域密着型シネコン、イオンシネマについて

2018年2月22日
  • TOHOシネマズ

「映画館と言えば、TOHOシネマズ!」という映画ファンも多いはず。

詳細は以下の記事をチェックしてみてくださいね。

映画館の”王道”、TOHOシネマズについて

2018年3月2日
  • MOVIX

MOVIXは、松竹マルチプレックスシアターズ系列のシネコンです。

「地元にあって昔からよく利用している」という方は多いのではないでしょうか。

シネコンの老舗と言われるMOVIXについて

2018年1月25日

客層が違う

次に、映画館は運営会社や上映作品のジャンル、立地などによってメインの「客層」が大きく異なります。

そもそもの話、各劇場によってターゲットとしている客層が異なるので、必然的に集まる客層に差が生まれるんです。

「子供と一緒に子供向け作品を楽しみたい」「大人向け作品を落ち着いて鑑賞したい」など、自分のニーズと客層がマッチした映画館を選ぶといいでしょう。

上映作品が違う

最後に、映画館は劇場ごとに「上映作品」が異なります。

たとえば、同じ映画館でも「大手シネコン」と「ミニシアター」では上映作品が全くと言っていいほど違うんです。

大手シネコンでは、「新作」や「人気作品」を主に取り扱うのに対して、ミニシアターでは「旧作」や「すこしコアな作品」を主に上映しています。

ただ、上でご紹介したイオンシネマやTOHOシネマズなどの大手シネコンの間では、上映作品に大差はあまりありません。

上映回数や上映時間、上映期間は劇場によって異なるので、「見逃した!」ということがないように気をつけてくださいね。

映画館の選び方1.シアターの機能で選ぶ

続いて、ここまでで紹介した映画館の違いを踏まえて、自分に合った映画館を選ぶ方法を紹介します。

映画館の選び方の1つ目は、「シアターの機能」で決める方法です。

「迫力が欲しい!」とか「いつもの映画館とは違う経験がしたい!」などという人は、この方法で選ぶのがおすすめ。

実は映画館によって、導入されているシアター機能・上映方式は異なります。

たとえば最近では、次のようなシアター機能が人気です。

  • IMAX(高画質&大音量)
  • ドルビーアトモス(天井のスピーカーで臨場感◎)
  • MX4D・4DX(シートの振動やフラッシュ、風、水滴などの特殊効果)
  • SCREEN X(左右の壁面にも映写)
  • THX(音が繊細)
  • TCX(超巨大スクリーン)

巨大スクリーンで超クリアな映像を楽しめたり、天井に設置されたスピーカーで“臨場感”が楽しめたり、それぞれ違った魅力があります。

好みや目的に合わせて、シアター機能で映画館を選べば、映画館ならではの「迫力」がいつもの何倍にも楽しめます。

「いつもより映像や音質にこだわってみたい」そんな日には、劇場に導入されているシアター機能で映画館を選んでみてくださいね。

映画館の選び方2.おいしいフードで選ぶ

おすすめの映画館の選び方の2つ目は、おいしいフードで選ぶ方法です。

ポップコーンやドリンク、チュロス…といったフードは、映画館で映画を見る楽しみの1つですよね。

映画館によって販売されているフードの種類やこだわり、味などが大きく異なるので、フードで映画館を選ぶのもアリではないでしょうか。

ポップコーンが好きな人なら、出来たてのポップコーンを提供していたり、フレーバーの種類が充実したりする劇場。そして、お酒が好きな人ならお酒の販売を行っている劇場を選ぶといいと思います。

フードのメニューやこだわりは、各劇場の公式ホームページでチェックできるので、ぜひ映画館選びの参考にしてみてくださいね。

映画館の選び方3.映画館が入っている施設で選ぶ

続いて、「映画館にはそこまでこだわらなくても…」という人には、映画館が入っている施設で選ぶのがおすすめです。

イオンシネマやTOHOシネマ、MOVIXなどの大手シネコンは、ショッピングモールの中に入っていたり大型商業施設に隣接されていたりすることが多いです。

ですので、映画鑑賞と一緒に楽しみたいアクティビティーに合わせて、施設単位で選ぶとかなり充実した1日が過ごせます。

  • 映画鑑賞後に行きたいレストランがある施設
  • 映画鑑賞前の時間つぶしに最適なカフェがある建物
  • 買いものも楽しめるショッピングモール

こんな感じで、映画館が入っている施設で選ぶとスンナリ決められますよ。

映画館の選び方4.割引で選ぶ

最後に紹介する映画館の選び方は、「割引」で選ぶ方法です。

映画の鑑賞チケットは大人1,800〜1,900円と決して安くはないので、割引があるに超したことはないですよね。

「レディースディ」や「ファーストディ」などお得な日を狙って映画館を利用するのもいいですが、各劇場の会員カードや独自の割引サービスを利用するのもおすすめ。

たとえば、イオンシネマではイオンマークのクレジットカードで支払うと、最大2名まで「300円(1人あたり)」の割引がいつでも受けられます。

他にも映画館によっては、お得な「会員サービス」「会員割引」が設けられていることも。

劇場独自の割引サービスや会員サービスがあるかどうかを基準に映画館を選べば、かなりお得に映画が鑑賞できますよ。

お気に入りの劇場を見つけよう!

この記事では、映画館の違いと自分に合った映画館を選ぶ方法をご紹介しました。

一口に映画館と言っても、上映作品やシアター機能、客層などがそれぞれ大きく異なります。

そのため、自分が映画館に求めるものや自分の中での優先順位に合わせて、映画館を選ぶことが重要です。

ぜひこの記事で紹介したポイントを参考にして、自分にぴったりのお気に入りの劇場を見つけてみてくださいね。




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。