映画館で鑑賞中に地震発生!どうすればいいの?どこから逃げればいいの?

昨日大阪府の高槻市、枚方市を中心に大きな地震が発生しました。被害に遭われた方へは心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い再建をお祈り致します。

僕も枚方の近くに住んでいましたので、地震発生時はかなりテンパりました。親族が枚方に住んでいるので、心配で心配でならなかったです。

そしてどうしても地震と言えば、2011年の東日本大震災を連想してしまいます。あの時はちょうど映画館にシフトで入っていて、地震が起きた時も通常営業で上映中でした。

その時の経験を普遍的な記事にして、もし映画館のような閉鎖空間で地震の被害に遭ってしまった場合、どうすればいいのかをこの記事に書いていきたいと思います。防災意識が強くなっている今だからこそ読んでおいて、もしもの時に備えて頂ければと思います。

映画館にいる時に地震発生!

では実際に実体験を踏まえて追っていきましょう。

映画鑑賞中の地震、まず確認すること

映画館で映画を観ている時に地震が起きてしまいました。上映が止まり、館内は明るくなるはずです。これは映写機にプログラミングされているので、大体の劇場が避難時の対策はとっています。

館内が明るくなると、まずは出口の確認を行ってください。スタッフは地震発生時に上映が止まると、まず各スクリーンの出入り口の扉を開けると思いますので、そこから出れるはずです。ダメな場合は非常口を使ってください。あとはスタッフが誘導してくれます。

非常口の場所と避難経路は、上映開始前のアテンド映像に入っていますので、必ず確認しておいてください。そして非常口のライトは、劇場にもよりますが上映中も点灯しているところがあります。

身の回りの安全を確保

さらに出口の確認とともに行って欲しいのは、身の回りの安全確保です。東日本大震災の時は、スクリーンの天井が剥がれてしまう大惨事になっていたので、必ず身の回りに割れたガラスや落ちてきそうなものがないか確認を行ってください。

そして、もし誰かと映画を鑑賞している場合、お互いに確認を取り合ってください。携帯の電源も切れていると思うので、身の安全を確保できれば再度起動しておいてください。

火災について

映画館には火災が発生する要因がいくつかあります。もちろん、消化器などの対策はしているのですが、地震発生時は何が起こるかわかりません。

要因の一つである、映写室。皆さんが座っている席の後ろに小窓があると思いますが、その内側が映写機で映画を上映している映写室になります。

映画の上映には、光量の大きい、かなり熱を持つキセノンランプという照明が使われています。プロジェクターの大きい版と思っていただいて大丈夫です。

これが点灯中は、映写技師も口すっぱく言われるくらい熱くなっていて危険です。揺れを感知すると自動的に映写機が止まるようにはなっています。特にフィルム時代は、フィルム自体が燃えやすくなっていましたので、その辺の対策は万全を期しています。(映画:イングロリアス・バスターズなどにフィルムが燃えるシーンもありますが、フィルム自体の素材も燃えにくいものに変わっています)

ここから火災が発生する場合も、地震の規模によっては考えられますので、まずは出口の確保と火災もあり得るということを頭に入れておいてください。

二次災害を防ぐ

続いて、一旦本震が去った後のお話です。

映画館は避難所になるケースが多い

東日本大震災の時、僕も津波警報が発生した地域にある映画館で働いていました。しかも映画館が入った商業施設自体が海のそばにあったので、基本的に「施設を出ないでください」との指示が出ていました。

映画館の多くは、商業施設の最上階(駐車場を除く)にある場合が多いです。津波が発生しそうな場合、映画館が高くて広いため、その商業施設の避難所になります。

実際に東日本大震災の時も、僕のいた映画館がその商業施設の避難所になっていました。エレベーターやエスカレーターが止まっていたので、他店舗にいたお客様も案内しながら全員ロビーへ誘導しました。

パニックにならない

映画鑑賞中の地震や、外出中の地震は不安になりますよね。親族や大切な人と連絡が取れなかったり、一刻も早く家に帰りたくなると思います。

しかし慌てないでください。もし外に出てしまうと、倒壊した建物の下敷きになってしまったり、二次災害を引き起こしかねません。再度地震がくることも考えられます。

ですので、一度落ち着いて、近くで困っている人と助け合い、スタッフの指示に冷静にしたがってもらえればと思います。

途中まで観た映画チケットはどうなる?

続いて、災害もひと段落して映画館を去る時の対応方法です。

スタッフから別途指示がある

災害などで上映が止まってしまった場合、各劇場の対応にもよりますが、基本的には振替券などが貰えるようになっています。

同じ映画で違う時間と日付のものが見れる無料券を受け取れます。勿論劇場によりますので、スタッフに確認してみてください。

チケットは保管しておく

そんな場合じゃないんだ!帰らないといけない!と言う方も多いと思います。振替券や無料鑑賞券を受け取れなかった場合、必ず上映がストップした上映会のチケットは保管しておいてください。

後日、そのチケットを見せて説明することで、劇場側が対応してくれるはずです。これは災害時以外でも、基本的にチケットを持っていればある程度は柔軟に対応してくれます。(お客様都合の場合は別)

まとめ

いかがでしたでしょうか。映画館という特殊な環境にいる時に、地震の被害にあってしまうと通常より混乱してしまうかもしれません。そのために劇場側も商業施設と合同で避難訓練を定期的に行っています。映画館のスタッフも、よくシフトに入る人を優先的に避難訓練へ参加させています。

とりあえず落ち着いて、支え合って、二次災害に繋がらないように安全を確保してください。






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PROFILEわたしが書きました。

いとうMgr.

某大手シネコンにて、アルバイトスタッフとして4年間勤務して、喜びも悲しみも味わった男性。
映写技師からポップコーンの販売まで、4年間勤めてみればアルバイトのほとんどをこなせるようになっていた。好きな映画はエドガー・ライト作品。大手シネコンではエドガー・ライト作品は中々上映されず、当時は憤りを抱いていた。