「映画館に行こう!」キャンペーンとは?コロナ禍の映画館利用について。

みやざわ支配人

最近では、新型コロナウイルスの感染拡大予防の動きなどで、映画館へ足を運ぶハードルが高くなってしまいましたね。

実際に「コロナ前は映画館をよく利用していたのに、最近は行かなくなった…」という方も多いのではないでしょうか?

そんな中、各映画団体の「映画館が安全で楽しい場所であることを思い出してほしい」という思いのもと、「映画館に行こう!」キャンペーンが展開されています。

そこでこの記事では、「映画館に行こう!」キャンペーンの詳細と、コロナ禍の映画館利用について詳しくご紹介します!

「映画館に行こう!」キャンペーンとは?

「映画館に行こう!」キャンペーンとは、コロナ禍の映画館利用を促進するために、各映画団体によって主催されているキャンペーンのことです。

「“ニューノーマルな映画様式”が取り入れられた映画館では、コロナ禍でも安全に楽しく映画館を利用できる」といったメッセージがキャンペーン委員会より発信されています。

製作、配給、興行といった立場を超えて何かできないか、、、そのような思いから、各映画団体が一致団結して、映画館は安全で、安心で、そして何より楽しい場所であることをお客様に思い出していただくための場を、ご提供することとなりました

引用:映画館に行こう!キャンペーン2020

俳優の役所広司さんがアンバサダーを務めているほか、たくさんの著名人やキャラクターによる「映画館に行こう!」のメッセージ動画も公開されています。

そんな「映画館に行こうキャンペーン!」のキャンペーン内容は、あくまでも人々が映画館に行きたくなるようなメッセージや情報をお届けするというもの。

YouTubeチャンネルやインスタグラムなのSNSでは、全国の映画館に関する最新情報が更新されています。

ちなみに、今のところ「映画料金の割引」といった、金銭的なメリットの提供はありませんので、そういった割引キャンペーンではないことを理解しておきましょう。

著名人・キャラクターによるメッセージ動画を紹介!

「映画館に行こう!」キャンペーンの公式ホームページや公式YouTubeチャンネルでは、数多くの著名人や人気キャラクターによるメッセージ動画が公開されています。

代表的なメッセージ動画を2つここでは見ていきましょう!

ドラえもん・のび太くん

2020年7月、『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』の公開に先立って、ドラえもんとのび太くんによるメッセージ動画が公開されました。

 

この動画では、新しい映画鑑賞マナーや映画館の感染対策が、子どもにも分かりやすいように30秒で紹介されています。

お子さんと一緒に映画館を利用する際は、ぜひこのビデオを見せてあげてくださいね。

「コロナ禍だからマスクを…」と言葉で伝えるよりも、こういったアニメになっていると分かってもらいやすいかもしれませんね。

片桐はいりさん

俳優の片桐はいりさんは、もともと銀座の映画館でアルバイトをしていたんだとか。

この動画では、そんな片桐はいりさんの、映画館に対する熱い想いと、コロナ禍で映画について感じたことなどがたっぷり語られています。

映画館だけではなく、映画の制作プロダクションや演者が一丸となって、映画業界を盛り上げようとしている、とても良い動きですね!

最後に「お客さんへのメッセージ」も収録されていますので、気になる方はぜひ視聴してみてくださいね。

コロナ禍の映画館利用は安全なの?

でも実際に、「映画館に行こう!」そう言われても、感染リスクがやっぱり心配だという方もいらっしゃると思います。

職場や学校での感染リスクが“ゼロ”でないのと同様に、映画館が100%安全だと言い切れるわけではありませんが、映画館は正しく利用すれば十分に安全です。

各劇場では、以下をはじめとした徹底的な感染対策が行われています。

  1. マスクの着用を要請
  2. 入場前の検温
  3. アルコール消毒液の設置
  4. ソーシャルディスタンス(前後左右に感覚を開けて座席を販売)
  5. 劇場内の換気
  6. 混雑時の入場制限
  7. レジに飛沫防止シールドの設置

「コロナ禍の映画館を利用したことがない」という人は、感染対策の徹底さに驚いたかもしれませんね。

映画館によるしっかりとした対策と、お客さん一人ひとりの感染対策により、感染リスクを低減し安全な劇場が作られています。

このように、映画館というと「3密なのでは?」と思っていた方でも、実際に感染対策を見ることで「安全そうだ…」と思っていただけたのではないでしょうか。

映画館の「感染予防対策」などについては、こちらの記事でも詳しくまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

【コロナ禍の映画館】ウィズコロナ時代の対策や運営について。

2020年9月18日

映画館を利用する際に気をつけたいポイント

コロナ禍の今、映画館を利用する際は「新しい映画鑑賞マナー」が欠かせません。

映画館側でも万全の対策を行なっておりますが、そのうえで一人ひとりが意識して感染対策を行うことによって、「安全な劇場」が作られているということを忘れないようにしましょう。

ここでは実際に映画館を利用する際に、特に気をつけたいポイントを3つ紹介します。

マスクを着用する

コロナ禍の日常生活に欠かせないのがマスク。

「言われなくても、もういつも着用している」という人が多いとは思いますが、映画館を訪れる際もマスクをお忘れなく。

ちなみに、ほとんどの劇場は「マスクの着用」を義務としているので、マスクをしていないと映画を見られない可能性が高いです。

「ソーシャルディスタンス」を意識して!

鑑賞前のコンセッションや、鑑賞後の退場時など、混雑しやすいシーンでは特に「ソーシャルディスタンス」が大切です。

鑑賞前は映画館の外で過ごす、鑑賞後はロビーに長居しないなど、他のお客さんと十分に安全な距離をとれるように気をつけましょう。

キャッシュレス決済に協力しよう

キャッシュレス決済は、現金での支払いと比べて接触が少ないため、感染リスクを下げることができます。

ほとんどの劇場では、クレジットカードや電子マネーでのキャッシュレス決済が可能です。

また、チケットは事前にネットで購入しておくなど、できる限り「接触」を減らす心がけを行えるといいでしょう。

コロナ対策を万全にして、映画館へ行こう!

この記事ではコロナ禍に誕生した「映画館に行こう!」キャンペーンの詳細と、コロナ禍の映画館の映画館利用について紹介しました。

「映画館に行こう!」キャンペーンは、少しでも多くのお客さんに映画館を利用してもらうことを目的に、各映画団体と著名人・人気キャラクターが一丸となって作り上げているキャンペーンです。

わたしたち『with Theater』も、《映画館とお客様の素敵な出会いを創造するメディア》をコンセプトに、1人でも多くの方が映画館で素敵な映画時間を過ごして頂く手助けをしたいと思い運営しています。

そういった側面からも、この「映画館に行こう!」キャンペーンは非常に共感を覚え、応援したいと思っています。

「マスクの着用」や「ソーシャルディスタンス」など、まだまだ感染対策は必要ですが、“映画館で映画を観る”ということを諦める必要はありません。

このキャンペーンについて知ったことをきっかけに、ニューノーマルな映画館を楽しんでみてはいかがでしょうか?




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。