日本では未だに映画館に行き辛くなっているなぁと感じる最近。一体「映画館」という施設が再び賑わうのはいつになるのか…。
そんな最中に、ある上映形態が注目を浴びています。
車に乗ったまま映画が観れる「ドライブインシアター」。昔からある上映形態なのですが、今日はそのドライブインシアターについて紹介したいと思います!
ドライブインシアターとは?
ドライブインシアターとは、元々アメリカで発明された、「自家用車に乗りながら映画を楽しめる上映システム」です。
野外に設置されたスクリーンに対して、普通の映画館の観客席のように車が並び、映画を楽しみます。映画好きの方であれば、映画か内でそういったシーンを観たことがあると思います。
1940~50年代にかけて隆盛した上映形式なのですが、天気や日照時間に左右されてしまうため、徐々に衰退していきました。
世界各地(日本にも)少数ながら常設でドライブインシアターが残っているのですが、コロナ禍に再度注目を浴びることになりました。
どうやって観るの?
ドライブインシアターの「車に乗りながら…」のイメージがあまりつかない方に、具体的な鑑賞方法です。
基本はずっと車の中
大きなスクリーンが張られた屋外に、複数の車が駐車場のように集まります。
車の中からスクリーンが観れるため、通常の映画館の様に出歩く必要はありません。
マクドナルドのドライブスルーなどをイメージして頂くと近いですね。
音は車のラジオを使って
「ドライブインシアターで音はどうやって聴くの…?」と疑問に感じるかもしれません。
ご安心ください、最近のドライブインシアターでは、音はラジオのFMにて配信されるため、カーステレオから聴くことができます。
音量も自分で調整できるので、周囲の車に迷惑にならない程度に大音量で鑑賞可能です。
ドライブインシアターの魅力
では、普通の映画観賞と違いドライブインシアターはどういった点が魅力なのでしょうか?
完全プライベート空間
自家用車で鑑賞できるため、完全にプライベート空間となります。お子様連れやカップルの方に最適と言える上映形態です。
映画館の場合は隣に人が座っていて当然なのですが、ドライブインシアターは始終車中で完結するため、思う存分足を伸ばせます。
自家用車が小さくて不安…という方はレンタカーで大きめの車を借りてみましょう!
大画面で観れる!
先述の通り、映画館は公共性の高い施設ですが、自家用車であればプライベート空間が保証されています。
プライベートな空間で尚且つ大画面で映画を楽しめるのは、貸し切り上映か豪邸に住んでいる人くらいなので
プライベート空間×大画面映画という組み合わせを楽しめるのはドライブインシアターだけとなります。
ドライブインシアターの開催情報
では最後に、今日本ではどういった場所や料金でドライブインシアターが開催されているのでしょうか?
開催情報
現在、全国的に最も多くドライブインシアターを開催しているのは、ご存知「イオンシネマ」さんです。北は北海道から南は九州まで、全国各地でドライブインシアターを開催していますので、是非下記HPをチェックしてみてください。
料金
イオンシネマが開催しているドライブインシアターは、車1台につき、¥3,300(税込)と、普通の映画鑑賞より超お得!
しかもポップコーンとドリンクまでついているそうです。
車1台に乗れるのは、その車の定員次第ですが、複数名でドライブインシアターを利用すると尚お得になります!
まとめ
いかがだったでしょうか。僕もむかーしイベントでドライブインシアターを体験したことがあるのですが、ドライブインシアターを含めて屋外上映というのはいつもと違いなんだかお祭りムードがあり、楽しい雰囲気でした!
この機会に是非「ドライブインシアター」を経験してみてください!