4度目の「緊急事態宣言」で対象地域の映画館はどうなってる?

みやざわ支配人

2021年7月、またまた発令された4度目の緊急事態宣言。

8月22日までという期間で東京と沖縄に出されていた宣言でしたが、8月に入って期限は「8月31日まで」に延長。さらには、埼玉・千葉・神奈川・大阪の4都道府県も追加されました。

また、「まん延防止等重点措置」に関しては、北海道・石川・京都・兵庫・福岡が追加で適用され、対象区域は合計で13都道府県となっています。

この状況を受け、「映画館は営業しているの?」「夏休みだけど映画を観に行けるの?」などと疑問に思っている方は少なくないでしょう。

そこで今回は、4回目の緊急事態宣言下および、まん延防止等重点措置対象地域にある映画館の運営状況について、その状況を見てみようと思います。

最近の「緊急事態宣言」と映画館の状況をおさらい

これまでwith Theaterでは、緊急事態宣言の発令・解除にともなって、映画館の運営状況についてお伝えしてきました。

休業になったり時短営業になったりを繰り返しているので、正直のところ「もうよく分からない!」という方もいると思います。

最近の緊急事態宣言と映画館の運営状況をおさらいすると、次の通りです。

  • 2021年4月25日:緊急事態宣言発令(映画館は休業)
  • 2021年6月1日:休業要請の緩和(条件付きでの営業再開)
  • 2021年6月21日:緊急事態宣言解除(全席解放)
  • 2021年7月12日:緊急事態宣言発令(条件付きでの営業)

6月の休業要請緩和により営業が再開。そして緊急事態宣言解除によって映画館の座席が全席開放され、「いつもの映画鑑賞が戻ってくるか!?」というところでした…。

しかし、7月に入って4度目の緊急事態宣言の発令。映画館は、ふたたび条件付きでの営業に戻っています。

「緊急事態宣言」が出された地域の映画館運営状況

4度目の緊急事態宣言が発令されている地域(東京・沖縄・埼玉・千葉・神奈川・大阪)において、映画館は条件付きで営業しています。

3度目までの緊急事態宣言のように「休業要請」が出ている訳ではないので、映画館で映画を鑑賞することは可能です。

ただし、「条件付きでの営業」とあるように、以下の3つの条件のもと営業されています。

条件1.収容率は50%まで

2021年6月21日、緊急事態宣言が解除されたことにより、「収容率は50%まで」という条件がなくなり、多くの劇場で全席販売が再開されはじめていました。

しかし、4度目の緊急事態宣言が発令され、「収容率は50%まで」という条件が復活。東京をはじめとする6都府県の映画館では、ソーシャルディスタンスを保つため座席の間引きが行われています。

家族や友だち、恋人などと映画館に足を運んでも、間に1席開けての鑑賞スタイルとなりますのでご注意ください。

「全席販売だと心配…」と「しっかりソーシャルディスタンスを確保して映画を楽しみたい」という方にとっては、安全な鑑賞環境が整っていると言えます。

条件2.夜9時までに上映終了

緊急事態宣言下では、休業要請はないものの時短要請が出ています。

その内容は、映画の上映は夜9時までというもの。緊急事態宣言が出されている地域の飲食店が夜8時に閉まるように、映画館は夜9時に営業が終了します。

ちなみに、これは夜の9時前に行けば映画を観られるということではなく、夜の9時までに上映が終了する映画のみ観られるということです。

通常のレイトショー(夜8〜9時台)の映画の上映はなく、最終上映時刻は夜の6〜7時台となっています。

「緊急事態宣言中はレイトショーはなし」と覚えておくといいでしょう。

条件3.アルコールの提供停止

皆さんすでにご存知の通り、緊急事態宣言下では飲食店でアルコールを飲むことができません。

映画館も例外ではなく、以前なら映画を観ながら飲むことができたビールやハイボールといったアルコール類は購入することができません。

また、当たり前ですが、外からアルコール類を持ち込むことも絶対にNGです。

「まん延防止等重点措置」が出された地域の映画館運営状況

続いて「まん延防止等重点措置」が出された地域の映画館運営状況を見ていきましょう。

8月31日まで全13都道府県に適用されている「まん延防止等重点措置」ですが、映画館の運営状況は地域によってさまざまです。

というのも、茨城県や三重県など、“県独自”の緊急事態宣言や緊急警戒宣言などを発令している県もあるからです。

そのため、緊急事態宣言が発令している地域と同様に「収容率は50%」「上映は夜9時まで」「アルコールの提供禁止」という条件のもと営業しているところもあれば、条件なしに営業しているところもあります。

さらに、感染が拡大している今、どの地域でいつ県独自の緊急事態宣言が発令されるか分からない状況です。

同じ地域でも映画館によって状況が異なる可能性もあるため、映画を観に行く前は、お住まいの地域にある映画館の公式ホームページを確認することをおすすめします。

映画館運営状況に対するみんなの反応

ここまでで、緊急事態宣言下の映画館の運営状況を理解していただけたと思います。

映画館の条件付きでの営業について、皆さんはどう思っているのでしょうか?

緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が出ている地域では、レイトショーが楽しめません。

今の状況を考えると適切な対応ではあるものの、「残念…」「仕事終わりに映画を見られない…」と感じている方は少なくないようです。

座席の間引き販売に関しては、賛否両論のようです。

50%しか収容することができないため、人気作品・時間帯のチケットはすぐに完売してしまうことも…。

ただし、ソーシャルディスタンスを保ち“密”を防ぐ必要がある今は、もうしばらくこの運営状況が続くことが予想されます。

感染対策を万全にして、映画館を利用しよう!

今回は、4度目の緊急事態宣言下における映画館の運営状況についてお伝えしました。

「ほとんどの映画館が条件付きで営業している」というのが2021年8月現在の状況です。

レイトショーがなかったり友だちと隣の席に座れなかったり、“いつも通り”ではないものの、映画館で映画を観ることはできます。感染対策を万全にして、映画館を利用しましょう。

ただし、状況は日に日に変化していますので、映画館を利用する際は各劇場の公式ホームページで運営状況や上映スケジュールを事前にご確認ください。




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わたしが書きました。

with Theaterの支配人です。
7年間大手シネコンで劇場マネージャーを務めたのち、デザイン・マーケティングの仕事を経て独立。今でも映画館の仕事は素敵だと思っています。尊敬する人物はジャッキー・チェン。仕事でトム・クルーズに会った時に緊張し過ぎて顔が白くなった経験あり。